シンガポールとベトナムは2026年8月25日、シンガポールにおいて第1回「シンガポール・ベトナム戦略対話(SVSD, Singapore-Vietnam Strategic Dialogue)」を開催した。本対話は、両国関係が2025年3月に「包括的戦略パートナーシップ」へ格上げされたことを踏まえて新設された、両国の政治指導者や高官が意見交換を行うハイレベルプラットフォームである。
本対話の共同議長は、シンガポールのチャン・チュンシン(Chan Chun Sing)公共サービス調整相兼国防相と、ベトナムのチャン・カム・トゥ(Tran Cam Tu)ベトナム共産党中央委員会書記局常務委員が担当した。ほかにシンガポールからは外相、デジタル開発情報相、上級国務相(教育・持続可能性・環境担当)、国務相(国防担当)らが、ベトナムからはベトナム共産党中央委員会組織委員長、ベトナム共産党中央委員会政策戦略委員長、ホーチミン国家政治学院院長、外相、科学技術相らが参加した。
本対話では「強靭な未来に向けて:シンガポールとベトナムの技術および能力構築におけるパートナーシップを新たな高みへ」をメインテーマとして、ガバナンス、人材育成、科学技術、イノベーションなどについて議論が行われた。両国は対話の成果として「シンガポール・ベトナム技術連結戦略(Technology Connectivity Strategy)に関する共同声明」を発表し、次の点を表明した。
また、両国政府は「ベトナム共産党幹部向け研修訪問プログラム・幹部教育プログラムに関する協定」に署名したほか、SVSDが両国間のより強固な政治的信頼の構築に寄与するとの認識で一致した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部