2026年09月24日-09月30日
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8階建て相当の巨大気球、2トンの鉄塔部材を標高4000メートルへ輸送

2026年09月30日

 中国の国有電力送配電企業、国家電網は21日、中国国内初となる2トン級の積載能力を持つ係留気球が、「チベット―広東超高圧直流送電プロジェクト」のチベット自治区内の区間で試験運用を完了したと発表した。中央テレビニュースが伝えた。

 係留気球は直径25メートルで、8階建てビルほどの高さに相当する。道路やロープウェーを建設することなく、重さ2トンの送電鉄塔の部材を標高4000メートルの険しい山稜まで吊り上げた。高標高の山間部での送電工事における資材輸送への活用が想定されている。

 この装置は、ケーブルで気球と地上の制御装置をつなぎ、ケーブルを繰り出したり巻き取ったりすることで、気球の高度と水平位置を制御し、指定した地点間で部材を輸送する仕組みとなっている。

 国網電力工程研究院送変電工程技術研究所の涂徳軍所長によると、開発チームは強風下での姿勢の不安定化や移動経路のずれに対応する係留気球輸送装置を開発した。地上の係留システムで気球の動きを制御するとともに、送電鉄塔の部材を自動で把持・解放して輸送するという。

画像は人民網日本語版(CCTV提供)より

 
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