インド工科大学デリー校(IIT-D)は11月21日、日本のヤマハ発動機グループのヤマハモーターソリューションズ・インディア(YMSLI)社と、新興技術分野での長期的な戦略的研究連携に関する了解覚書(MoU)を締結したと発表した。
このパートナーシップの中核を成すのは、IIT-Dに新設された新興技術・イノベーションラボ(ETIL)だ。ETILでは、AI、アグリテック、ヘルスケア、自律走行モビリティ、道路安全、ロボティクスといったテーマの研究を推進する。研究協力活動は、IIT-Dのリサーチ・イノベーションパーク内に設けられた専用リエゾンスペースから運営される。
IIT-D企業関係部長のプリーティ・ランジャン・パンダ(Preeti Ranjan Panda)教授は、今回の連携はイノベーションや持続可能性、新興技術に関する高度な研究機会を広げる重要な節目であり、従来の枠組みを超えた、高いインパクトを持つパートナーシップの新たなベンチマークとなると期待を寄せた。YMSLIマネージングディレクターのサンジャイ・クマール・シン(Sanjay Kumar Singh)氏は、研究やアイデアを、将来を見据えた実践的なソリューションに変えていくことを共通の目標とし、学術的な卓越性と業界の専門知識を組み合わせることで、技術開発を加速し、次世代のエンジニアやイノベーターの育成を目指すと述べた。
この取り組みを通じて、IIT-Dは最先端のイノベーションを推進し、活気に満ちた産学連携のエコシステム構築を目指すとしている。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部