インド政府科学技術省・科学技術庁(DST)と日本学術振興会(JSPS)は、インドと日本の科学者の間での二国間科学協力を促進するために、日印共同科学プログラム(IJCSP)を実施している。DSTは7月15日、IJCSP共同研究プロジェクトおよび共同ワークショップ・セミナーに関する提案募集を発表した。提案書提出の締め切りは2021年9月8日で、対象研究分野を含め募集概要は以下の通り。
プロジェクトの期間は最長で2年とし、相手先への訪問は1年10カ月以内に完了する。
派遣側は国際旅費を提供し、受入側は宿泊費、日当、現地での旅費を含む現地での滞在費を提供する。
DSTは研究者の以下のような訪問交流に必要な費用と臨時費用(年間25,000ルピー=約37,000円)を提供する(ただし、消耗品費、人件費、設備費などその他の支援は除く)。
一方、日本学術振興会もインド側が発表した同日(7月15日)、令和4(2022)年度分募集要項において、A対応機関枠にインドDSTを追加した。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部