サイバーセキュリティ分野の専門家の需要が過去1年間で2倍に増加し、セキュリティ違反のリスクが世界的に高まる中、インド工科大学グワハーティー校(IITーG)とタイムズプロフェッショナルラーニング(TPL)は、サイバーセキュリティと人工知能(AI)に関する研究生認定証プログラムを始動することを発表した。1月14日付。
サイバーセキュリティに焦点をあてた8カ月のコースでは、ネットワークセキュリティスペシャリスト・サイバーセキュリティアナリスト・サイバーセキュリティアーキテクト・サイバーセキュリティマネージャーなどの技術を習熟するための科目を提供する。
AIとディープラーニング(DL)に関する9カ月のコースでは、Pythonプログラミング・データ分析・ニューラルネットワーク・コンピュータビジョン・画像認識等の基本的なモジュールを教える。
各コースでは、関連する学士号で少なくても50%の得点を獲得し、ITまたはソフトウェア開発で2年以上の実務経験がある候補者から申し込みを受け付けている。コース終了後、学生らには認定証が授与される。
開設イベントで、IITーGでディレクターを務めるT.G.シタラム(T.G.Sitharam)教授は次のように話した。
「我々のコラボレーションによるプログラムは、業界をまたがるデータサイエンス・AI・DL・サイバーセキュリティにおける必要条件を満たすであろう。これらの専門分野全体を率先する包括的な知識を提供するための基礎的および高度な科目で、カリキュラムは細心に開発されている。学習者は、進化するテクノロジーに関する技術と知識を高め、キャリアグラフを向上させることができる」
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部