2024年02月
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選択科目にAIとデータサイエンスの2科目を導入 インドの中等教育学校

インド西ベンガル州シリグリにあるベンガル語中等教育学校2校は、人工知能(AI)とデータサイエンスのクラスを来年度から導入することを決定した。インドのAI関連のポータルサイトINDIAaiが1月10日付で伝えた。

2024年度に11年生となるネタジ・ボーイズ・ハイスクールとタライ・タラパダ・アダルシャ・ヴィダーラヤの生徒は、理科の履修科目として、これらの新しい科目を選択することができる。

ネタジ・ボーイズ・ハイスクールのラジブ・ゴッシュ(Rajib Ghosh)校長は、「これらの新しい科目の導入は生徒の将来を考えてのことです」と説明する。ゴッシュ校長によると、生徒は選択科目の中からAIやデータサイエンスのクラスを選ぶことができ、これらの学習を深め、キャリアで活躍することが期待される。

導入される科目のカリキュラムは、西ベンガル高等教育審議会(WBCHSE)が作成し、インドのカルカッタにあるジャダブプル大学コンピューター科学・工学科が承認した。今回新しいクラスを導入することになった2校は昨年、WBCHSEとジャダブプル大学コンピューター科学・工学科が共同で実施した研修に教員を派遣した。

研修に参加したタライ・タラパダ・アダルシャ・ヴィダーラヤのコンピューターサイエンスの教師であるプラディップ・ロイ(Pradip Roy)氏によると、最初は理科系の11年生と12年生の生徒がこの2科目を履修できることになる。ロイ氏は「これらの教科は、遅かれ早かれ、他の生徒にも拡大されます。研修では、WBCHSEが定めたこの2科目のカリキュラムの詳細を教わりました」と説明した。

今回の2校はコンピューターサイエンスを履修科目として定めており、新しい科目を導入するための適切なコンピュータールームを備えている。「これらの学校は、新しい科目を開始するために協議会が設定した要件を満たしています」と関係者は述べた。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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