2021年06月
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ウズベキスタン向けにスマート水管理技術を伝えるセミナー開催 韓国水資源公社

韓国水資源公社(Korea Water Resources Corp: K-water)によると、ウズベキスタン政府向けにスマートシティでの水資源管理のノウハウを伝えるオンラインセミナーが5月10日から21日まで開催された。

ウズベキスタン水資源省と住宅・公共事業省の技術スタッフ25人が出席。韓国が掲げる新北方政策のパートナー国であるウズベキスタンでは、都市化による水資源の不足や汚染、設備の劣化が問題となっている。K-waterは国家が主導するスマートシティ構想のパイロットプロジェクトとして、釜山氏江西区に建設されている「釜山エコデルタスマートシティ(Busan Eco Delta Smart City)」の事例に基づき、情報通信技術(ICT)を活用した洪水、干ばつ、水質の管理、水供給プロセスの管理、廃水再利用、漏水管理、スマートシティ政策等の技術を紹介した。

K-waterのパク・ジェヒョン(Park Jae-Hyeon)CEOは「スマートシティ水循環を推進して都市の水問題を解決するための支援を拡大し、新北方政策の主要パートナー国でのネットワーク構築を促す」と、オンラインセミナーの意義を語った。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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