2021年07月
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KAISTとKTが年内にAI研究センターを設立へ

韓国科学技術院(KAIST)は6月1日、大手通信事業者のKTと共同で大田市に「AI・ソフトウェア研究センター(AI and SW Research Center)」を設立することを発表した。

AI・ソフトウェア研究センター設立の契約に署名したKAISTのイ・グァンヒョン総長 (右)とKTのク・ヒョンモCEO。  写真提供:韓国科学技術院(KAIST)

AI・ソフトウェア研究センターの建設は、KAISTのイ・グァンヒョン(Lee Kwang Hyung)総長とKTのク・ヒョンモ(Ku Hyeon-Mo)CEOが5月に署名した契約に基づき、2021年内の建設を計画している。KAISTの研究開発能力とKTのAI事業計画を統合する独自技術と産業用AIの開発を目指す。

KAISTとKTは、音声、ビジョン(画像認識等の視覚的機能)、健康、人間主義的(humanistic)AIの各分野で独自技術を開発する15のプロジェクトを計画している。さらに、人間の会話と音声や画像、センサーから得られた情報に基づき、複雑な状況に正確に対応できるAIモデルも開発するという。

KTはスタートアップの起業を考えるKAISTの学生に向け、設備や人員、アクセラレータープログラムを通じた出資等の支援を行う。共同研究プロジェクトに参加する学生向けの奨学金やインターンシップも計画しているという。

イ総長は、多様なデータを取り扱うKTはAI研究開発の素晴らしいパートナーだといい、このセンターを通じて「学術界と産業界の双方にとって有意義な革新的テクノロジーが生まれることを楽しみにしています」と表明した。

AI・ソフトウェア研究センター設立の契約に署名したKAISTのイ・グァンヒョン総長 (右)とKTのク・ヒョンモCEO。 写真提供:韓国科学技術院(KAIST)

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部