韓国の科学技術情報通信部(MSIT)は、IoT業界の活性化と競争力強化を目的とした「2021年度韓国AIoTウィーク(2021 AIoT Week Korea)」を10月20日~22日に開催した。
AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)を組み合わせた「AIoT」は、物同士を接続する技術やAIの進化と共に、単純な制御システムや予想機能だけでなく、自律的な思考や制御能力を持つ「自律段階」へと発展しつつある。
AIoTは産業の生産性向上の鍵となり、接着剤のようにさまざまな分野を結び付ける役割を果たすと期待されている。2021年度韓国AIoTウィークは、将来のIoT活用のより良い方向性を示し、国民の関心を集め、関連する技術や産業の開発機会の開拓につながると期待されている。
韓国AIoTウィークは2014年に始まり、今年で8回目となる。今回は「現在と未来を橋渡しし、よりよい生活をもたらすAIoT」をテーマに、以下のようなイベントを開催する。
MSITのチョ・キョンシク(Cho Kyeongsik)第2次官は「2021年度韓国AIoTウィークが、産業界・学術界・研究機関の連携に基づき、豊かな生活をもたらす未来の基盤となることを期待している 」と語った。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部