韓国の科学技術情報通信部(MSIT)と警察庁(National Police Agency)は7月18日、警察活動のための研究開発プロジェクト「Policelab 2.0」の2023年キックオフミーティングを開催した。
Policelab 2.0は、一般市民や警察が感じている公共安全の問題に対処する技術の開発を目的とした、MSITと警察庁の共同計画である。韓国政府はこのプロジェクトに対し2021~25年に合計445億ウォンを投資するとしている。
2023年の計画には、次の4つの新たな研究プロジェクトが含まれる。
これらのうち、1つ目の供述支援システムは、AIを用いて子供の目撃者の供述の内容と心理的・感情的状態をリアルタイムで分析することにより、取り調べにおける子供の目撃者の心理的負担を軽減し、目撃者に優しい環境作りに貢献できると考えられている。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部