韓国科学技術情報通信部(MSIT)は11月20日、ソウルの龍山にあるドラゴンシティホテルで2025年AIチャンピオン大会の最終評価と表彰式を行ったと発表した。
今年初めて開催されたAIチャンピオン大会は熱烈な注目を集め、630のチームが参加した。研究チームはオープンなAI研究テーマで自由に結成され、予選(100チーム)、中間(20チーム)、準決勝(8チームに絞り込み)のプロセスを経て、AIチャンピオンを決定する決勝戦を行った。
最終審査では、8つのチームが審査員や参加者の前でプレゼンテーションを行い、研究の成果を披露した。各チームはライブデモや短い動画により、一般の人々にもその技術の影響力を示すことができた。またイベントではデモンストレーションも行われ、研究チームが直接ブースを運営することで、来場者が革新技術を実際に体験できた。
ペ・ギョンフン(Bae Kyunghoon)副首相兼MSIT長官は、「AIチャンピオン大会は、AI研究に携わる全ての人々にオープンイノベーションの課題に挑戦することを促すものです。AIチャンピオン大会は韓国におけるAIイノベーションの最大の舞台です。MSITは韓国のAI人材を全面的に支援し、彼らの志が数年後に世界のAI産業を形成することを期待しています」と述べた。
受賞した技術タイトルと研究チームは以下の通り。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部