オーストラリア政府の産業・科学・エネルギー資源省は6月16日、シンガポール、日本、ドイツそれぞれとの間で、クリーン水素等の温室効果ガスの排出削減技術に関する技術提携を行うことを発表した。これらの枠組みの下で、投資の呼び込みや供給網の構築、研究と技術の発展を支援するさまざまなプロジェクトを実施するという。政府は排出削減や雇用創出に向けた同国の取り組みを前進させる強力な手段になると期待している。
シンガポールとの提携では、3,000万豪ドル(約24億円)を投資して、
―を目指す。
日本との提携では、
―といった共通の目標に向けた取り組みを強化する。
ドイツとの提携では、6月13日に発表された両国政府間の「水素協定(Hydrogen Accord)」に基づき、水素産業の発展を促進に向けた以下のような活動を行う。
両国間では供給網に関する2年間の調査プロジェクトが既に進行している。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部