オーストラリア政府のアンガス・テイラー(Angus Taylor)エネルギー・排出削減担当相は、排出削減基金(Emissions Reduction Fund: ERF)を活用し2022年に優先する5つの手法を新たに発表した。10月1日付。
ERFは、温室効果ガスの削減や二酸化炭素(CO2)の貯留に取り組む企業を支援する枠組みである。手法は、ERFに参加するプロジェクトが、排出削減量を推定し、真に炭素を削減するために従うべきルールを設定する。
今回採用された5つの優先的手法は以下の通り。
これらの手法は、一般から公募した意見に基づき決定された。政府は引き続き、新たな技術の発展に注視しながら手法を策定する。
サイエンスポータルアジアパシフィック編集部