台湾師範大学、ベトナム国家大学ハノイ自然大学で二国間シンポジウム開催

台湾師範大学(NTNU)は4月18日、理学院(College of Science)のジェインシャン・チェン(Jein-Shan Chen)院長と16名の教員からなる代表団が3月末にベトナム国家大学ハノイ自然科学大学(VNU-HUS)を訪問し、両校のパートナーシップ強化を目的とした二国間シンポジウムを開催したことを報告した。

NTNUとVNU-HUSは、2005年に姉妹校提携を結んで以来、学生や教員の交流協定を通じてパートナーシップを強化してきた。今回NTNUから派遣された代表団には、NTNUの数学科、物理学科、化学科、生物化学科、地球化学科、持続可能性管理・環境教育研究所(Institute of Sustainability Management and Environmental Education)の代表者が参加した。

シンポジウムは2つのセッションで構成された。最初のセッションでは物理学、化学、生命科学、地質学、気象学、水文学、海洋地理学、環境科学、数学などの分野別のセミナーが行われ、教員と学生の交流と議論のほか、学部代表によるプレゼンテーションが行われ、共通の研究対象や潜在的な協力の機会が確認された。第2セッションでは、学術協力の拡大に焦点が当てられ、オンラインコースの開設、セミナー/ワークショップの開催、パートナーシップを深めるための教員交流の促進について合意がなされた。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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