【共同通信】 TSMC、純利益60%増 AI向け先端品好調

【台北共同】半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は17日、2025年1~3月期決算を発表した。売上高が前年同期比41・6%増の8392億台湾元(約3兆6800億円)、純利益は60・3%増の3615億台湾元で、いずれも1~3月期としては過去最高となった。人工知能(AI)向け先端半導体の好調が続き、5四半期連続で増収増益だった。

TSMCは3月、米国内での半導体の生産強化を掲げるトランプ政権に呼応する形で、米国に1千億ドル(約14兆円)を投資すると発表している。

TSMCのロゴ=15日、台湾・新竹市
(ロイター=共同)

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