韓国機械研究院(KIMM)
研究機関の概要
所在国 | 韓国 |
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日本語表記 | 韓国機械研究院(KIMM) |
英語表記 | Korea Institute of Machinery and Materials (KIMM) |
現地語表記 | 한국기계연구소 |
主管省庁・部局 | 科学技術情報通信部 |
本部所在地 | 34103 156 Gajeongbuk-Ro Yuseong-Gu Daejeon |
キャンパス所在地 | - |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | https://www.kimm.re.kr/eng |
ニュースページ | https://www.kimm.re.kr/eng |
予算(ドル) | 148,006,858 ※2022年3月末換算 |
創立年 | 1979年 |
沿革
1979年、韓国精密機器センター発足、1976年、韓国機械金属試験研究所となる。1981年、韓国船舶研究所と統合し、韓国機械研究院(KIMM) が発足、現在に至る。
組織・人員
組織
意思決定機関 監査部門 研究支援・事務部門
【研究部門】製造装置研究所(先端生産装置研究部 ナノ融合装置研究部) カーボンニュートラル機械研究所(高効率エネルギー機械研究部 環境配慮エネルギー変換研究部) 機械システム安全研究本部 AIロボット研究本部 釜山機械技術研究センター 大邱融合技術研究センター
研究者数
373人
研究支援者数
159人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
KIMM最優秀研究賞を受賞した近年の研究には以下がある。微粉塵/温室効果ガス低減のためのプラズマ技術の実証と事業化(2021年)、無痛で薬物を送達するナノマイクロDNA針パッチ技術(2020年)、金属3D印刷基盤の構築(2019年)、潜水艦騒音解析/評価および低騒音設計技術(2018年)、IT製品の生産工程に適用可能な産業用両腕ロボットの開発(2017年)、高エネルギービーム応用型超精密ハイブリッド加工システムの開発(2016年)、低NOxガスタービン燃焼技術の開発(2016年)
研究機関の特徴
韓国機械材料研究所(KIMM)は、1976年の設立以来、韓国経済の発展を支えるとともに、韓国の製造業や機械産業の成長を牽引してきた。KIMMはスマートマニュファクチャリングや3Dプリンティングなどの最先端の機械技術で、韓国の製造業のルネッサンスを切り拓く使命を負う。KIMMは、人々の日常生活に直接的な変化をもたらすことができる、創造的で挑戦的な機械技術を研究している。持続可能なエネルギー技術、地球にやさしい技術、安全で信頼できる機械技術など、現在は想像上の技術を、市民に希望を与える現実的な技術に変えることを目指している。そのために、KIMMは、多様性と創造性を尊重する組織文化、相互尊重と協調の雰囲気を醸成し、いかなる困難をも打破する自主的な原動力を生み出すべく、組織運営を行うことを公約としている。また、国家の経済成長を超えて、人類の未来に必要な創造的で挑戦的な技術を研究する研究機関としての地位を確立することを目標としている。
設立根拠:科学技術分野における政府出資研究機関等の設立・運営及び育成に関する法律(第8条)
設立目的:機械分野の研究開発、成果利用、信頼性評価などを通じた国家および産業界の発展への寄与
主な機能: 研究開発と企画/未来源泉技術、産業核心技術、社会課題解決技術の開発/性能評価および試験評価/研究開発活動と連携した機械類/部品公認試験及び信頼性向上基準策定、技術開発普及活動/技術移転とサポート/中小・中堅企業の技術支援及び育成
※東京大学、大阪公立大学、早稲田大学と共同研究を行う。
その他
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