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マレーシア農業研究開発研究所

研究機関の概要

所在国 マレーシア
日本語表記 マレーシア農業研究開発研究所
英語表記 MALAYSIAN AGRICULTURAL RESEARCH AND DEVELOPMENT INSTITUTE (MARDI)
現地語表記 INSTITUT PENYELIDIKAN DAN KEMAJUAN PERTANIAN MALAYSIA
主管省庁・部局 農業・農業関連産業省
本部所在地 43400, Persiaran Mardi - Upm, Mardi, 43400 Serdang, Selangor Malaysia
キャンパス所在地 Serdang
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト https://www.mardi.gov.my/
ニュースページ https://www.mardi.gov.my/
予算(ドル) 50,928,989 ※2022年3月末換算(1MYR = 0.236879USD)
創立年 1971年

沿革

MARDIは、1971年に食品、農業、食品および農業関連産業の発展のため、新しく効率的な技術を生み出し、促進することを主な目的として設立された。農業、食品、農業関連産業の研究を行うことを義務づけられている法定機関であり、MARDI運営委員会が定めた規則と政策に基づき、農業・農業関連産業大臣の同意を得て運営・指導されている。また、財務に関する事項については、財務大臣の同意が義務付けられている。科学評議会は、MARDIの技術プログラムについて保証している。

組織・人員

組織

10研究センター
バイオ・ナノテク研究センター 食品科学研究所 水稲研究センター 工学研究センター 園芸研究センター 畜産科学研究センター 農業生物多様性環境研究センター 土壌・水・肥料研究センター 社会経済・市場情報アグリビジネス研究センター 産業作物研究センター

研究者数

500人 ※2010年時点における概数

研究支援者数

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

新しい作物品種やクローン、動物品種とその管理方法等の実績がある。園芸や畜産物の食品加工やポストハーベスト処理(収穫後の処理)における最先端の技術開発等に取り組んでいる。ICT技術は、稲作の精密農業技術や、画像技術を利用した収穫量推定など、農業経営やオペレーションに活用されている。環境管理、農業資源(特に土壌、水、遺伝資源)の最適活用のための新技術も開発されている。また、受託研究開発(R&D)プロジェクトのほか、食品、農業、その他の産業関連分野における技術サービスや起業家育成にも取り組んでいる。技術サービスは、助言、コンサルタント、技術トレーニング、分析、品質保証、製品開発・加工などである。

研究機関の特徴

2030年までに、持続可能で競争力ある農産業のために革新的な技術を提供する組織となることをビジョンに掲げている。国際標準化機構承認規格認証を受けている(MS ISO 9001:2015, MS ISO/IEC 17025:2005, MS ISO/IEC 27001:2013) 技術ライセンスを17の企業に提供している。

その他

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