マレーシアマイクロエレクトロニクスシステム研究所
研究機関の概要
所在国 | マレーシア |
---|---|
日本語表記 | マレーシアマイクロエレクトロニクスシステム研究所 |
英語表記 | Malaysian Institute of Microelectronic System |
現地語表記 | Institut Sistem Mikroelektronik Malaysia |
主管省庁・部局 | マレーシア科学技術イノベーション省 |
本部所在地 | Technology Park Malaysia, 57000 Kuala Lumpur, Malaysia |
キャンパス所在地 | Kulim Kedah Darul Aman |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | http://www.mimos.my/ |
ニュースページ | - |
予算(ドル) | - |
創立年 | 1984年 |
沿革
1980年代初頭、マレーシア国産品を生み出すためのマイクロエレクトロニクスの研究機関として、学者グループがMIMOSを立ち上げた。1984年10月17日、首相府の下で内閣から認可された。その後、1990年に科学技術環境省(MOSTE)(現在のマレーシア科学技術革新省(MOSTI))傘下に移管され、現在に至る。MIMOSは設立以来、マレーシアにおけるE&EとICTのナショナルR&Dセンターとして、政府、機関、産学、市民と連携し、多くのプロジェクトに取り組んでいる。
組織・人員
組織
データセキュリティ ビッグデータ分析 人工知能 モノのインターネット 電気電子
研究者数
-
研究支援者数
830人(職員総数)
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
IoT(Internet of Things)などの先端技術の活用は、ビジネスだけでなく、環境の持続可能性の面でも急速に普及している。森林保護区の火災事故を減らすため、MIMOSはIoTベースのシステムを構築し、UPMは無線通信と林業研究の専門知識の提供という形で連携している。そのほか、MIMOSは、持続可能な開発のため、自然保護のためのIoTソリューションの開発・展開へも取り組んでいる。その1つにクアラ・セランゴールのラジャ・ムーサ森林保護区(RMFR)における泥炭地のモニタリングがある。
そのほか、農村地域向けに設計されたインテリジェント・コミュニティ・インフラ・システム(iComm)2016年 がある。マレーシアの一部の地域で展開されている。
研究機関の特徴
MIMOSは、マレーシアの科学技術イノベーション省(MOSTI)傘下の国立応用研究開発センターである。国際競争力のある国産産業の育成のため、革新的な技術を開発することをミッションに、最先端技術の優れた応用研究センターになることをビジョンに掲げる。業績として、1992年にマレーシア初のインターネットサービスプロバイダJoint Advanced Research Integrated Networking (JARING) を立ち上げ、国内にインターネットを普及させたことが挙げられる。 MIMOSの研究開発分野は、データセキュリティ、ビッグデータ解析、AI、IoT、E&E(電気・電子)に重点が置かれている。多様な技術領域で、国の重要な社会経済部門にわたる1,200件以上の特許申請の功績があり、マレーシアの国家競争力・産業変革へ貢献している。また、これまで多くの企業がその革新的な製品、サービス、アプリケーションを利用しており、CISCO、Microsoft、Yahoo!等、国際的な有名ブランドとのコラボレーションしている。業界との連携による国内企業との成功事例は多数ある。MyTrace(プレミアム農産物トレーサビリティシステム)などがある。
その他
-