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食料・栄養研究所(FNRI)

研究機関の概要

所在国 フィリピン
日本語表記 食料・栄養研究所(FNRI)
英語表記 Food and Nutrition Research Institute(DOST-FNRI )
現地語表記 Food and Nutrition Research Institute(DOST-FNRI )
主管省庁・部局 科学技術省
本部所在地 DOST Compound, Bicutan, Taguig City, Philippines 837-2934, 837-2071 to 81 loc 2284
キャンパス所在地
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト https://www.fnri.dost.gov.ph/
ニュースページ
予算(ドル) 10,210,800 ※2022年3月末換算
創立年 1947年

沿革

1947年、食品と栄養に関するデータと情報収集機関として設立。1958年、国家科学開発委員会の設立に伴い、現在の名称に改名された。

組織・人員

組織

【食品分析サービス研究所】化学分析室 生物化学分析室 微生物分析室
【食品・栄養研究所】栄養食品研究開発部
【図書館】技術普及及び科学技術サービス部門

研究者数

149人

研究支援者数

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

国民栄養調査(NNS)

研究機関の特徴

科学技術省食糧・栄養研究所(DOST-FNRI)は、食品、栄養に関する科学技術その他の情報サービスにおける政府の主要な研究開発機関である。DOST-FNRIは、長年にわたり、正確なデータ、正しい情報、革新的な技術で栄養不良と戦うことを使命としている。
国民栄養調査(NNS)が研究所の主要活動である。NNSは1978年に開始され、食品、栄養、臨床、健康に関する広範で詳細な変数をカバーし、2015年以降は調査範囲とサンプルサイズが大幅に増加した。
NNSの調査項目は身体測定、生化学、臨床、食事、社会経済、食糧安全保障、政府プログラムへの参加、母性健康、乳幼児への給食である。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの測定や、喫煙、飲酒、不健康な食事、運動不足などの非感染性疾患の危険因子などの健康指標は、1998年から調査に組み込まれている。
データ収集は、デジタル時代の技術的進歩に対応するため、ペンと紙から電子データ収集システム(eDCS)の使用へと進化している。研究所の主導により2013年に完全導入されたeDCSは、データの収集、送信、整理をより迅速に行い、結果をタイムリーに発表することを可能にした。
調査結果は、データ収集から最短で6カ月後に公表され、従来より所要時間を4分の3に短縮した。

その他

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