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生命科学研究所

研究機関の概要

所在国 タイ
日本語表記 生命科学研究所
英語表記 Thailand Center of Excellence for Life Sciences (TCELS)
現地語表記 ศูนย์ความเป็นเลิศด้านชีววิทยาศาสตร์ (องค์การมหาชน)
主管省庁・部局 高等教育科学研究革新省
本部所在地 252 SPE Tower, 9th Floor, Phahonyothin Road, Samsen Nai Subdistrict, Phayathai District, Bangkok 10400
キャンパス所在地
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト http://www.tcels.or.th/Home?lang=en
ニュースページ http://www.tcels.or.th/News/Press-Release?lang=en
予算(ドル) 10,527,350
創立年 2004年

沿革

生命科学研究所は、高等教育科学研究革新省の傘下にある。タイにおけるライフサイエンス事業におけるイノベーションと投資を結びつける中心的な役割を担っており、国内外のパートナーシップを促進することを目的とし、2004年に設立された。タイのライフサイエンス推進のために、企業支援、知識の普及、インフラ・人材整備、戦略策定などを行っている。

組織・人員

組織

【部門】産業・投資戦略 医薬品・再生医療 先端医療機器技術・医療ロボット 化粧品・サプリメント メディコポリス&ヘルスインフォマティクスMedicopolis & Health Informatics APECライフサイエンス 東南アジア・ヨーロッパ共同研究イノベーションスキームThe Southeast ASIA-Europe Joint Funding Scheme on Research and Innovation (JFS)
【サービス】タイと海外におけるライフサイエンスの研究開発管理と商業化 共同研究開発と研究開発の商業化への促進 商業化のための研究開発を強化するためのインフラ整備の推進 生命科学における人材のエンパワーメント
【起業家へのサービスとコンサルティング】起業家のためのビジネスコンサルティングサービス データおよび知識サービス ビジネスパートナーシップ データ開発および生命科学データベースサービス

研究者数

69人(専門家リスト)

研究支援者数

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

主なプロジェクトとして、ライフサイエンス産業へのスタートアップ企業の育成支援がある。TCELSは、国家戦略の下、国の競争力を高め、タイ4.0に進むためには、潜在力の高いスタートアップ企業の育成が重要であるとして、2017年から取り組み、30社以上のスタートアップを支援している。国家革新庁(NIA)、チェンマイ大学科学技術パーク(STeP)のほか、複数の機関と連携協力している。
そのほか、医薬品および再生医療に係るプロジェクトとして「国内使用および輸出のための医薬品、ワクチンおよび生物材料開発プロジェクト」、高度な医療機器技術や医療用ロボットに係るプロジェクトとして「ナノテクノロジーによる癌の診断と治療のための医療用ロボット」 などがある。

研究機関の特徴

タイにおけるライフサイエンスビジネス、研究、投資の中心的存在として位置づけられている。専門家チームを擁し、ASEAN地域全体のライフサイエンス産業における新たなビジネスチャンスを戦略的に捉えて活動している。イノベーションの促進、エコシステムの構築、連携促進をミッションとする。 2012年、TCELSはタイ上院から「薬理ゲノム学と高付加価値バイオメディカル製品の推進における優れた公的機関」として表彰された。重点分野は、医薬品とバイオテクノロジー、天然物、医用生体工学、医療サービスなどである。TCELSは、2017年に「東南アジア-欧州共同研究・イノベーションスキーム(JFS)」に参加した。JFSは、東南アジアと欧州の研究者やイノベーターが集まり、相互に関心のあるテーマで協力する。

その他

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