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タイ科学技術研究所

研究機関の概要

所在国 タイ
日本語表記 タイ科学技術研究所
英語表記 Thailand Institute of Scientific and Technological Research(TISTR)
現地語表記 สถาบันวิจัยวิทยาศาสตร์และเทคโนโลยีแห่งประเทศไทย
主管省庁・部局 高等教育科学研究革新省
本部所在地 35 Mu 3 Technopolis, Tambon Khlong Ha, Amphoe Khlong Luang, Pathum Thani 12120, THAILAND(パトゥムターニー本部)
キャンパス所在地 バンコク本部
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト https://www.tistr.or.th/en/
ニュースページ https://www.tistr.or.th/presscenter/
予算(ドル) 38,102,174
創立年 1963年

沿革

タイ科学技術研究所Thailand Institute of Scientific and Technological Research(TISTR)は、1963年に設立されたタイ初の国立科学技術研究所である。タイ応用科学研究公社 (ASRCT) 法B.E.2506 (1963) に基づき、タイ王国政府の科学技術政策を実施するため、特別部門の国営企業として設立された。国家推進事業を研究事業として位置付け、毎年の国家予算から財政支援を行っている。TISTRは自ら研究施設を有し、科学技術の応用に関してタイ企業を支援し、外国との連携を推進している。研究分野は、食品、健康関連、医療機器、代替エネルギー、環境関連などである。

組織・人員

組織

【バイオ産業研究開発グループ】農業技術部門 自然薬品・自然商品部門 食品技術部門 バイオサイエンス部門 タイ包装センター
【持続的発展研究開発グループ】エネルギー技術部門 環境資源技術部門 技術革新部門 エンジニアリング部門
【産業サービスグループ】計量標準試験センター 物性分析開発センター 情報センター 品質システム評価事務所
【ビジネス・マーケティング開発グループ】マーケティング部門 ビジネス開発部門
【行政グループ】会計部門 人事部門 総務部門 法務部門 情報通信技術部門
【研究所および支所】テクノターニー研究所 (パトゥムターニー県) バーンケーン研究所(バンコク都) バーンプー研究所(サムットプラーカーン県) ラムタコーン研究所(ナコーンラーチャシーマー県) サゲーラート研究所(ナコーンラーチャシーマー県) ドーイプイ研究所 (チェンマイ県)

研究者数

426人

研究支援者数

478人

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

プロジェクトを以下に例示する。
中央西部経済特区の経済をアップグレードするプロジェクト/食品産業用の微生物接種生産のイノベーションセンタープロジェクト/ヘルスケアのためのバイオ再生可能および再生可能材料イノベーションプロジェクト/中小企業(SME)をアップグレードするための包括的なパッケージングサービス能力開発プロジェクト/中小企業(SME)の競争力を強化するための観賞用植物および花のクラスターの開発に関するプロジェクト
国際的な活動として、日本マテリアルハンドリング協会(JMHS)とのパッケージングに関するトレーニングコースでの学術および教育協力、中国の西南林業大学(SWFU)とのゴム種子廃棄物の利用研究に関する共同プロジェクト、カナダ国立研究機構(NRC)との金属汚染関する研究と分析に関する共同プロジェクトなどがある。

研究機関の特徴

持続可能なイノベーション社会の実現に向けて、科学技術とイノベーションを融合させたリーディング機関になることをビジョンに掲げている。TISTRはネットワークを用い、政府機関、国営企業、および民間部門と協力して、国際基準に準拠した研究開発と技術移転を促進している。 これらの連携や活動は、タイの中小企業の強化にもつながっている。社会のための技術移転として、地域の政府機関や主要な民間セクターと協力したアイデンティティコミュニティ開発プロジェクト(22県に合計32の革新的なアイデンティティ開発プロジェクト(31のコミュニティ))や南部経済回廊地域における潜在的革新的な健康製品とサービスの開発に関するプロジェクト(356人の起業家が参加)がある。

その他

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