ボーズ国立基礎科学研究所
研究機関の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | ボーズ国立基礎科学研究所 |
英語表記 | Bose Institute |
現地語表記 | বসু বিজ্ঞান মন্দির |
主管省庁・部局 | 科学技術省 |
本部所在地 | Main Campus - 93/1, Acharya Prafulla Chandra Road, Kolkata - 700 009. |
キャンパス所在地 | Centenary Campus Unified Academic Campus Centre for Astroparticle Physics and Space Science Falta Experimental Farm Acharya J.C. Bose Biotechnology Innovation Centre Acharya J C Bose High Altitude Research Centre |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | http://www.jcbose.ac.in/home |
ニュースページ | http://www.jcbose.ac.in/science-news |
予算(ドル) | 14,848,006 |
創立年 | 1917年 |
沿革
近代科学の父ジャガディッシュ・チャンドラ・ボース卿(1858~1937)が、崇高な民族主義的理想に鼓舞されて設立した。同研究所は「単なる研究所ではなく、寺院」として設立され、科学の発展と知識の普及を主な目的としている。この100年間、研究所は偉大な創設者の遺産を守るために絶え間ない努力を重ね、歴代の科学者たちはS.S.バトナガル賞、世界科学アカデミー(TWAS)のフェローシップ、インドのすべての国立科学アカデミーのフェローシップなど数多くの栄誉を獲得した。またINSA若手科学者賞、ロックフェラー財団フェローシップ、ネルーフェローシップ、K.S.クリシュナンフェローシップ、ホミ・バーバフェローシップなども授与された。さらに科学普及のリーダーとして、ベンガル語で最高の文学賞であるラビンドラ・プラスカーとアナンダ・プラスカーも受賞した。
組織・人員
組織
バイオインフォマティクス部門 生化学部門 生物物理部門 化学部門 微生物学部門 分子医学部門 植物学部門 物理学部門 環境科学部門.
研究者数
44人
研究支援者数
86人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
主な代表的プロジェクトは次の2つ。「ゲノム研究」同研究所の微生物学教室のWriddhiman Ghosh教授は2020年、SARS-CoV-2の進化を71,703個のゲノムを対象に遺伝子レベルでの分布、分子特性を調べて解析して最新の論文を発表した。「がん治療研究」 Parames C. Sil教授が取り組んでいる化学療法薬と遺伝子のナノ粒子媒介コデリバリーによる相乗的がん治療 。
研究機関の特徴
2018-19年の間に236本の研究論文を発表し20冊の専門書を出版した。39人の学生に博士号を授与し、世界の著名な研究所で働く154人の研究人材を育成した。また国内外の機関や産業界から潤沢な資金提供を受けインドで最も優れた研究機関の一つとなっている。
その他
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