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CSIR先端材料・工程研究所(CSIR-AMPRI)

研究機関の概要

所在国 インド
日本語表記 CSIR先端材料・工程研究所(CSIR-AMPRI)
英語表記 CSIR-Advanced Materials and Processes Research Institute (CSIR-AMPRI)
現地語表記
主管省庁・部局 科学技術省科学産業研究機構(CSIR)
本部所在地 Hoshangabad Road, near Habibganj Naka, Bhopal, Madhya Pradesh 462026
キャンパス所在地 ボパール
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト https://ampri.res.in/
ニュースページ https://ampri.res.in/?page_id=2111
予算(ドル) 588,128 ※(1USD=73.93Rs)
創立年 1981年

沿革

CSIR先端材料・工程研究所(CSIR-AMPRI)は1981年5月に地域研究所・ボパール(RRL)として設立され、科学技術省科学産業研究機構(CSIR)が正式に管轄下に置き実質的に稼働を始めた。RRLはボパールに移転し、当時のボパール(現バルカトゥラー)大学のキャンパス内に置かれたが、1983年12月に現在の場所に移転した。 当初、研究所には約15名の研究者がおり、そのうち10名が冶金・材料科学を専門とし、当時の研究所の中心的な存在であった。RRLは2007年、現在のCSIR-AMPRIの名に改称された。

組織・人員

組織

研究部門
軽量金属材料部門 先端建設材料部門 ナノ・放射線遮蔽材料部門 スマート・機能性材料部門 設計・製品開発への統合的アプローチ部門 水資源管理・農村技術部門

研究者数

43人

研究支援者数

86人

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

CSIR が進めるCSIR-800プログラムでは農村分野プロジェクトのカテゴリーで農村の雇用創生のためのサイザル麻技術に関するプロジェクトを進めている。また、2016年から3年間のインド科学技術局(DST)のファンディングで、大理石および花崗岩排水流から軽量高硬度光沢仕上げポリマー複合材料を製造する研究を進めるなど、CSIR-AMPRIでは複数の研究開発・製造プログラムが進められている。

研究機関の特徴

CSIR-AMPRIでは、アルミニウムとグラファイトの金属基複合材料や天然繊維の合成と特性評価に関するプロジェクトが進められていたが、次第に研究開発の範囲は広がり、廃棄物から生み出される建築材料や木材の代替材料、鉱物処理、環境影響評価、水資源モデリング、農業、鉱山、製糖工場、火力発電所の機械部品に関連する研究などにも及んでいる。また同研究所が所在するマディヤ・プラデーシュ州に、おいて表面処理された農具や農地再生におけるフライアッシュの使用などを行い、地域の問題に特化した農村技術の研究活動を進めている。2018/2019年度、インド国内でパテント申請が4件、外国で1件、特許取得が国内で3件、外国(全てアメリカ)で5件の実績を残している。

その他

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