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CSIR中央建築研究所(CSIR-CBRI)

研究機関の概要

所在国 インド
日本語表記 CSIR中央建築研究所(CSIR-CBRI)
英語表記 CSIR-Central Building Research Institute(CSIR-CBRI)
現地語表記
主管省庁・部局 科学技術省科学産業研究機構(CSIR)
本部所在地 CSIR - CBRI Roorkee - 247 667 Uttrakhand
キャンパス所在地 ルールキー
土地・建物等の面積(㎡) 263
ウェブサイト https://cbri.res.in/
ニュースページ https://cbri.res.in/category/news/
予算(ドル) 9,317,581 ※(1USD=73.93Rs)
創立年 1947年

沿革

CSIR中央建築研究所(CSIR-CBRI)は、1947年、インドの建築科学技術を創生し、深め促進する目的で、インド北部ウッタラーカンド州ルールキーの町に科学技術省科学産業研究機構(CSIR)の研究所として設立された。設立以来建築分野に関わる様々な問題にソリューションを提供し建築、建設および建築材料業界を支援してきた。キャンパスはインド工科大学ルールキー校(IIT Roorkee: IIT-R)のすぐ近くにある。

組織・人員

組織

研究グループ
建築・計画グループ 構造工学グループ 地盤工学グループ 環境科学・技術グループ 粘土製品グループ 有機建材グループ ポリマー・プラスティック・複合材料グループ 建築物効率性グループ 火災研究グループ 音響・機器・機械システムグループ

付属センター等
知識資源センター(KRC) コンピューターセンター デリーエクステンションセンター

教育部門
建築工学・災害軽減(BEDM)大学院

研究者数

69人

研究支援者数

141人

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

2017年から5年間のインド科学技術局(DST)のファンディング(複数回更新)でイギリスおよびインドの複数の研究機関と共同し、「インドのためのゼロ・ピーク・エネルギー建築物設計(Zed-I)」プロジェクトに取り組んでいる。またCSIRのファスト・トラック・トランスレーション(FTT)の枠組みでは竹複合材料構造の素材の建築への利用の研究が進められるなど、CSIR-CBRIでは複数の研究開発プロジェクトが進められている。

研究機関の特徴

CSIR中央建築研究所(CSIR-CBRI)は、設立以来建築材料、構造物の健全性監視と修復、災害軽減、火災安全、エネルギー効率の高い農村および都市住宅などの問題に対して適切で経済的な解決策を見出す研究を続けている。同研究所はCovid-19パンデミックに緊急対応するため、すぐに設置できる簡易病院構造を設計開発した。2019/2020年度、国際雑誌での論文掲載が29本、国内雑誌が11本、会議やセミナーなどでの発表が47件あった。また同年度、国内のパテント申請が3件、外部からのファンディングによるプロジェクトが100件、対内資金のプロジェクトが19件行われている。同研究所の知識資源センター(KRC)は建築研究国際協議会(CIB)をはじめとした世界の建築分野の機関とのネットワークを構築している。

その他

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