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CSIR中央セラミックグラス研究所(CSIR-CGCRI)

研究機関の概要

所在国 インド
日本語表記 CSIR中央セラミックグラス研究所(CSIR-CGCRI)
英語表記 CSIR-Central Glass Ceramic Research Institute(CSIR-CGCRI)
現地語表記
主管省庁・部局 科学技術省科学産業研究機構(CSIR)
本部所在地 196, Raja S.C. Mullick Road, Kolkata-700 032, West Bengal
キャンパス所在地 コルカタ(本部) クルジャセンター ナロダセンター
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト https://www.cgcri.res.in/
ニュースページ https://www.cgcri.res.in/news/
予算(ドル) 14,289,400 ※(1USD=73.93Rs)
創立年 1950年

沿革

CSIR中央セラミックグラス研究所(CSIR-CGCRI)は1940年代に中央ガラス・ケイ酸塩研究所という名称で設立が検討され、1944年に部分的に稼働し始めたが、1950年に正式に発足することとなった。科学技術省科学産業研究機構(CSIR)管轄の最初の4つの研究所のうちの1つであった。同研究所は、初期の段階では国内の適切な鉱物資源を特定し、特定の製品開発への適合性を確認することが主な活動であった。そして60年代初頭に複数の光学ガラスの開発が行われ成果をもたらした。その後陶器産業クラスターが存在していたナロダに1977年、クルジャに1981年、州の支援も受けるアウトリーチ連携センターが創設された。

組織・人員

組織

研究部門
先端的セラミックス・複合材料部 バイオセラミックス・コーティング部 エネルギー材料・デバイス部 光ファイバー・フォトニクス部 機能性材料・デバイス部 膜・分離技術部 耐火物・伝統セラミックス部 機能性ガラス部

アウトリーチ・センター
クルジャ・センター ナロダ・センター

研究者数

79人

研究支援者数

187人

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

インド北東地方および西ベンガルの用水から鉄分を除去するための植樹プロジェクトを行なっている。また科学技術省科学産業研究機構(CSIR)の5年間のファンディング・プロジェクトとして低品質国内産石炭を高温ガスによって洗浄する研究に取り組んだ。

研究機関の特徴

CSIR-CGCRIは、ガラス、セラミックス、耐火物、ガラス質エナメル、複合材料および関連材料の分野で、国の安全保障、経済、産業および社会経済のニーズに関連した適切な技術に発展させることができる基礎および応用研究を実施することを目標としている。また、国際競争力のある先進的な研究開発プロジェクトや、民間・公的セクターの企業がスポンサーとなる官民連携プロジェクトに着手することや、プロジェクトエンジニアリング、試験・評価、トレーニング・教育、科学的情報の一般への普及など、技術的助言とインフラストラクチャサービスを提供することも目標としている。なお、現在は、CSIRの第11次5カ年計画の下で、液体およびガス分離技術のためのセラミック材料に関する超制度的プロジェクト、ナノ材料に関するネットワークプロジェクト、通信用フォトニクス、高出力マイクロ波管などいくつかの主要なプログラムを策定することを主な活動としている。

その他

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