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CSIR細胞分子生物学センター(CSIR-CCMB)

研究機関の概要

所在国 インド
日本語表記 CSIR細胞分子生物学センター(CSIR-CCMB)
英語表記 CSIR-Centre for Cellular Molecular Biology(CSIR-CCMB)
現地語表記
主管省庁・部局 科学技術省科学産業研究機構(CSIR)
本部所在地 Habsiguda, Uppal Road Hyderabad - 500 007 Telangana
キャンパス所在地 ハイデラバード
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト https://www.ccmb.res.in/
ニュースページ https://www.ccmb.res.in/News
予算(ドル) 19,720,678 ※(1USD=65.12Rs/2,017-2,018)
創立年 1977年

沿革

1977年、現代生物学のフロンティアで複合的な分野の研究の重要性に鑑み、ハイデラバード地域研究所(RRLハイデラバード、現在のインド化学技術研究所、IICT)の中にCSIR細胞分子生物学センター(CSIR-CCMB)が半自治権を持つセンターとして設立された。1981/1982年度、CSIR-CCMBは独自の執行委員会と科学諮問委員会による自治権を持つ組織になる。その後同センター主要戦略に基づき移転が計画され、1987年から現在のキャンパスでの活動がスタートする。

組織・人員

組織

研究部門
細胞・発達生物学部門 構造生物学部門 ゲノム・エピジェネティック制御部門 幹細胞生物学部門 細菌生理学部門 野生生物保全・環境学部門 作物収穫改善部門

付属施設・組織等
絶滅危惧種保全ラボラトリー(LaCONES) 医学バイオテクノロジー複合施設 イノベーション・ハブ(iHub)

研究者数

82人

研究支援者数

187人

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

政府が総力を挙げて取り組むSARS-CoV-2対策の中で、CSIR-CCMBは12%以上のゲノムの解析を行い、新薬の開発に貢献した。またCSIRインド化学技術研究所(CSIR-IICT)、CSIR微生物技術研究所(CSIR-IMTECH)と協働でmRNAのワクチンの開発を行なっている。

研究機関の特徴

インドの先端技術研究機関や先端技術産業が集まるハイデラバードで研究活動を行うCSIR細胞分子生物学センター(CSIR-CCMB)は、現代生物学のフロンティア領域における研究を目指す機関である。CSIR-CCMBは、この分野において質の高い基礎研究とトレーニングを実施し、生物学の学際的領域における新しい最新技術のための集中的な国家施設を促進しようとしている。同センターは、ユネスコの「分子細胞生物学グローバルネットワーク」から「センター・オブ・エクセレンス」に選ばれている。またイタリアに本拠地を置く第三世界科学アカデミー(TWAS)からは研究と教育における南地域のセンターオブエクセレンスに選ばれている。

その他

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