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CSIR鉱物材料技術研究所(CSIR-IMMT)

研究機関の概要

所在国 インド
日本語表記 CSIR鉱物材料技術研究所(CSIR-IMMT)
英語表記 CSIR-Institute of Minerals and Materials Technology(CSIR-IMMT)
現地語表記
主管省庁・部局 科学技術省科学産業研究機構(CSIR)
本部所在地 Bhubaneswar - 751 013, Odisha
キャンパス所在地 ブバネシュワール
土地・建物等の面積(㎡)
ウェブサイト https://www.immt.res.in
ニュースページ https://www.immt.res.in/currentNews/
予算(ドル) 7,771,683 ※(1USD=74.1Rs)
創立年 1964年

沿革

1964年、科学技術省科学産業研究機構(CSIR)に所属する研究所としてインド東部のブバネシュワールに設立される。設立当初はブバネシュワール地方研究所(RRL)という名称であったが、2007年、鉱物、材料資源のエンジニアリングにおいて主導的な位置に立つことを目指し研究の焦点および成長計画を一新した際、現在の鉱物材料技術研究所(IMMT)という名称に変更される。今日、鉱業分野でインドを代表する代表する研究所となっている。

組織・人員

組織

研究開発部門
鉱物加工部 先端的材料技術部 設計・プロジェクトエンジニアリング部 環境・持続性部

科学技術支援部門

管理部門

研究者数

176人(研究者および科学技術部門所属者)

研究支援者数

41人(アドミニストレーション部門)

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

2019/2020年度、CSIRのプログラムでは14件のプロジェクトが進められた。例えばMg-Y2O3マグネシウムのナノ・コンポジットの合成に関するもの(PJ.No:MLP0041)やSmCo パーマネント磁気スクラップによるSm2O3、CO3O4の製造プロジェクトなどである(PJ.No:MLP0035)。

研究機関の特徴

IMMTは設立以来の研究活動の中で鉱業、鉱物、材料、金属産業の研究開発と持続的発展に貢献する基礎研究と技術志向プログラムを進める専門性を培ってきた。現在ではインド産業がグローバリゼーションに対応できるよう、例えば官民連携プログラムによるゼロ廃棄物に関するプロセスのノウハウ提供や天然資源の商業展開などのコンサルタント業務が進んでいる。研究開発活動にはCSIRからの割り当て予算のほか、インド科学技術省プログラム、同じく同国鉱業省、鉄鋼省、地球科学省や、NALCO社、NSPCL社、JSPL社など国内外の企業からの、ファンディング・プログラムや協力プロジェクトの資金が投入されている。2021/2021年度は、インド国内での特許取得が6件、国外での特許取得が1件という実績であった。研究論文は書籍のチャプター論文記事も含め150本以上が発表されている。

その他

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