CSIR国立植物学研究所(CSIR-NBRI)
研究機関の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | CSIR国立植物学研究所(CSIR-NBRI) |
英語表記 | CSIR-National Botanical Research Institute(CSIR-NBRI) |
現地語表記 | - |
主管省庁・部局 | 科学技術省科学産業研究機構(CSIR) |
本部所在地 | 436, Pratap Marg, Lucknow - 226001, Uttar Pradesh |
キャンパス所在地 | ラクナウ |
土地・建物等の面積(㎡) | 263,046 |
ウェブサイト | https://nbri.res.in |
ニュースページ | https://nbri.res.in |
予算(ドル) | 8,302,404 ※(1USD=70.42Rs) |
創立年 | 1789年 |
沿革
起源はアワドのナワブ時代の1789年にサアダット・アリ・カーン王が造園した王立庭園である。1932年、植物学者のバーバル・サーニー博士とS.K. ムーカジ博士は薬用植物を栽培、研究するため政府から追加の土地を入手し、この園芸用庭園を植物園とした。その後、この植物園に国立植物園(NBG)という名称が付けられる。1953年NBGはCSIRの管轄下に置かれる。1978年、研究活動がより盛んになってきたのを受け、現在の国立植物学研究所(NBIR)に改称され、現在に至る。
組織・人員
組織
研究開発部門
植物多様性・システマティクス・ハーバリウム部 生薬学・植物化学・製品開発部 植物エコロジー・環境技術部 分子生物学・バイオテクノロジー部 植物遺伝子資源・改良部 植物園・植物保存・農業技術部
マネージメント部門
S&T支援部 アドミニストレーション部
研究者数
50人
研究支援者数
164人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
植物多様性・システマティクス・ハーバリウム部では継続的な植物標本の集積プロジェクトが続けられている。植物エコロジー・環境技術部では大気汚染や気候変動の環境への影響や生物化学的な作用に研究が進められている。また、農産物収穫の改善のためのゲノムマイニング、トランスジェニック植物、ゲノム編集技術の研究プロジェクトなど、多数のプロジェクトが進められている。
研究機関の特徴
起源を18世紀後半に造られた王立庭園とする伝統ある植物分野の研究所である。現在では最新技術を備えた設備で世界的にも競争力のある先端的研究を行なっている。NBRIのハーバリウム(LWG)はインド国家生物多様性局(NBA)から「国のリポジトリ」と認められている。植物由来の製品の製造技術を利用し、染色剤、ヘアカラー、コスメ、ビールなどの嗜好品、薬品など多くの製品を開発し商品化している。科学革新研究アカデミー(AsCIR)の枠組みで植物分野のPh.Dコースを提供している、また短期コースの研修も行なっており、例えば農村部の失業中の若者向けの園芸指導や一般に有機農法の指導、盆栽教室(3日間で税抜き3000ルピー、約4600円)などを提供している。2019/2020年度科学誌に発表された論文掲載は126本、非科学誌等は35本、チャプター記事は22本であった。同年度、技術移転契約は4件、特許申請はアメリカで1件、インドで1件となっている。
その他
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