CSIR国立地球物理学研究所(CSIR-NGRI)
研究機関の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | CSIR国立地球物理学研究所(CSIR-NGRI) |
英語表記 | CSIR-National Geophysical Research Institute(CSIR-NGRI) |
現地語表記 | द्विभाद्िक वाद्िषिक प्रद्िवेदन |
主管省庁・部局 | 科学産業研究庁科学産業研究機構(CSIR) |
本部所在地 | テランガーナ州ハイデラバード Uppal Road, Hyderabad-500007. Telangana, India |
キャンパス所在地 | - |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | https://www.ngri.res.in/ |
ニュースページ | https://www.ngri.res.in/arp12-13/campus-news.html |
予算(ドル) | - |
創立年 | 1961年 |
沿革
国立地球物理学研究所CSIR-National Geophysical Research Institute(CSIR-NGRI)は、CSIRの構成研究所の一つとして1961年に設立された。地球システムと関連する非常に複雑な構造とプロセスに関する学際的な研究を目的とする。政府機関や公共・民間部門の関係者が、地球資源の持続的な利用について十分な情報を得た上で意思決定を行い、自然災害に対する備えと回復力を向上させることができるよう、研究に取り組んでいる。自然災害による生命・財産の損失を最小限に抑え、生活の質を高めるための水・エネルギー・鉱物資源の管理戦略を生み出し、応用することを目指している。
組織・人員
組織
研究開発部門
地球プロセスモデリング 電気物理学 電磁気物理学 地球化学・年代学・地質学 測地学・重力学・磁気学・熱学 地球物理学・古地磁気学・岩石力学 計測学 地震学
研究者数
105人
研究支援者数
243人 ※アシスタント140人と職員83人の合計数
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
過去に大地震を経験しているインドでは、地震や津波による自然災害の備えが課題であり、高リスクゾーンを中心に継続的研究が行われている。カシミール・ヒマラヤにおけるM8またはM9シナリオの地震による強震動のモデリングと危険度評価や堆積層に保存された堆積物や液状化の特徴から、過去の大地震の発生場所と時期を推定する調査研究が行われている。
研究機関の特徴
インド国立科学アカデミー(FNASc)のフェローであり、石油・鉱物産業の重要な研究開発プロジェクトに多大な貢献をしてきたV.M. Tiwari博士が所長を務めている。CSIR-NGRIの研究領域は、地震災害、地球力学、天然資源である。地震災害分野は、地震などの災害や水質汚染、気候条件の変化といった環境問題の悪化によって、生命や財産を危険にさらす可能性のある地殻の表面や地下の特徴を対象とする。地球力学分野は、地球とその進化を詳細に理解するため科学的調査を網羅して取り組んでいる。天然資源分野は、地下水、炭化水素、代替エネルギー源、鉱物など、主要な地質資源を特定する技術の導入に取り組んでいる。研究所は7つの主要な研究開発グループと21の活動から構成されている。
その他
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