CSIR国立海洋学研究所(CSIR-NIO)
研究機関の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | CSIR国立海洋学研究所(CSIR-NIO) |
英語表記 | CSIR-National Institute of Oceanography(CSIR-NIO) |
現地語表記 | राष्ट्रीय समुद्र विज्ञान संस्थान |
主管省庁・部局 | 科学産業研究庁科学産業研究機構(CSIR) |
本部所在地 | CSIR - National Institute of Oceanography Dona Paula - 403 004, Goa, India |
キャンパス所在地 | 本部:ドナポーラ 地域センター:コーチ、ムンバイ、ヴィシャーカパトナム |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | https://www.nio.org/ |
ニュースページ | https://www.nio.org/news |
予算(ドル) | - |
創立年 | 1966年 |
沿革
国際インド洋探検(IIE、1959-65年)を契機に、国立海洋学研究所(CSIR-NIO)の設立へ向けた動きが始まった。関係各位からのIIEで培った経験と人材を国立研究所のような組織レベルに集約することが国益にかなうとの提案から、政府における会議を経て、1966年1月、科学産業研究会議(CSIR)の研究所として国立海洋学研究所が設立された。前身のインド洋生物学センター(IOBC) からの改組によるものであった。
組織・人員
組織
本部 地域センター
管理サポートグループ 研究開発グループ 地域センター サポートグループ
研究開発グループ
生物海洋学 化学海洋学 地質学的海洋学 統合海洋学 海洋考古学 海洋計測 海洋工学 海洋物理学
研究者数
170人
研究支援者数
210人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
学際的な海洋研究機関として国際的に高い評価を受けている。インド洋の特殊な海洋学的特性を観測し、理解することに主眼を置いて研究を進めており、これまでに5000以上の研究論文が報告されている。モンスーンの発生や海底マッピング、鉱物調査など多くの実績がある。
研究機関の特徴
国内最大数の海洋科学者と充実した海洋研究インフラを備える研究機関である。ミッションとして、インドを取り巻く海についての理解を深め、その知識を人類のために役立てることを掲げている。主な研究分野は生物学、化学、地質学・地球物理学、物理学の4つの伝統的な海洋学に加え海洋工学、海洋計測、海洋考古学などである。また、基礎研究だけでなく、産業界から出資を受けた応用研究も行っている。これらの研究には海洋学的データ収集、環境影響評価、環境影響を予測するためのモデリングなどが含まれる。また、海洋環境保護や沿岸域の規制など、さまざまな問題についてのコンサルティングも行っている。海洋科学における高度な教育センターとしての役割を担っており、科学技術研究アカデミー(AcSIR)の下に海洋学研究科を有している。約50件の特許を保有しており、そのほとんどがマリンバイオテクノロジー研究と海洋計測器に関するものである。
その他
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