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インド科学育成協会

研究機関の概要

所在国 インド
日本語表記 インド科学育成協会
英語表記 Indian Association for the Cultivation of Science
現地語表記
主管省庁・部局 科学技術庁 (DST)
本部所在地 西2A & 2B Raja S C Mullick Road Kolkata 700032 
キャンパス所在地
土地・建物等の面積(㎡) 38,600
ウェブサイト http://www.iacs.res.in/
ニュースページ http://iacs.res.in/splnews.php
予算(ドル) 19,049,648 ※2022年2月換算(1USD =75.10INR)
創立年 1876年

沿革

1876年7月29日、マヘンドラ・ラル・シーカー(マヘンドラ・ラル・サーカー)医師により設立された。基礎科学の研究を目的とした、インドで最古の研究所である。20世紀初頭までインド国内で物理科学の高等研究ができる唯一の機関であった。1912年にはラジャ・ピアリー・モハン・ムケルジーが、初のインド人の研究所長となった。1907年から1933年までIACSに勤務していたチャンドラセカール・ラマン教授は、在籍中の1928 年に「ラマン効果」を発見し、1930年にノーベル物理学賞を授与されている。

組織・人員

組織

学部School
応用・学際科学部(SAIS) 生物科学部 (SBS) 化学学部(SCS) 材料科学部 (SMS) 数理・計算科学学部(SMCS) 物理科学部(SPS)

センターおよびユニット
コンピュータ研究・教育・サービスセンター(CCRES) Director's Research Unit ディレクターズリサーチユニット(DRU) 技術研究センター (TRC) Central Scientific Services 中央科学サービス(CSS) ラマン原子・分子・光科学センター 高分子構造ユニット エネルギー研究ユニット

研究者数

66人

研究支援者数

460人

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

Arun K. Nandi教授(高分子構造ユニット)により、「グラフェンベースのDNAセンシングとDNAハイブリッドナノマテリアルSTUDIES ON GRAPHENE BASED DNA SENSING AND DNA - NANOMATERIAL HYBRID)」および「親水性グラフトポリマー(フッ化ビニリデン)の合成と物性SYNTHESIS AND PROPERTIES OF HYDROPHILIC POLYMER GRAFTED POLY (VINYLIDENE FLUORIDE)」の研究が行われている。

研究機関の特徴

1876年に著名な医師であったマヘンドラ・ラル・シーカー(マヘンドラ・ラル・サーカー)により設立された、コルカタにあるアジア最古の科学研究機関である。ノーベル賞学者ラマン教授の他にも、K S クリシュナン(K S Krishnan)、スリ・バガバンタム(S Bhagavantam)、レーナ スリバスタバ(L Srivastava)などの著名な科学者が在籍していた。1926年創刊で現在も月次で発刊されている「Journal of Physics」の編集長であるSubham Majumdar教授は、物理学部に所属の教授である。

その他

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