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生物資源・持続可能な開発研究所(IBSD)

研究機関の概要

所在国 インド
日本語表記 生物資源・持続可能な開発研究所(IBSD)
英語表記 Institute of Bioresources and Sustainable Development(IBSD)
現地語表記
主管省庁・部局 科学技術省バイオテクノロジー庁(DBT)
本部所在地 Takyelpat, Imphal, Manipur - 795001
キャンパス所在地 インパール・キャンパス(本部) 国立生物資源パーク(ハラオルー) バイオインフォマティクスセンターIBSD地方センター(シッキム) メガラヤIBSDノード ミゾラムIBSDノード
土地・建物等の面積(㎡) 20,438(本部) 153,780(国立生物資源パーク)
ウェブサイト https://ibsd.gov.in/ibsd/home/index.php
ニュースページ https://ibsd.gov.in/ibsd/home/index.php
予算(ドル) 2,460,379 ※(1USD=74.1Rs)
創立年 2001年

沿革

生物資源・持続可能な開発研究所(IBSD)は、生物学技術を用いて生物資源開発とその持続可能な利用を促進し、インド北東地方の社会経済を発展させることを目標に据え2001年マニプル州の州都インパールに設立される。しかし、同研究所が実際に研究活動を開始したのは2003年に最初の所長が任命されてからであった。その後、例えば2006年にDBTの生物技術情報システム・ネットワーク(BTISNet)の枠組みでバイオインフォマティクスセンター(旧称分散型情報サブ・センター:DISC)が作られるなど発展してきた。

組織・人員

組織

研究部門
生物資源部門 植物薬学ミッション・民族植物学・民族植物薬学・薬発見部門 微生物資源・発酵食品・付加価値創造部門 動物資源部門 環境復元・バイオエネルギー・バイオ燃料部門

研究施設・センター
国立生物資源パーク(ハラオルー) バイオインフォマティクスセンター IBSD地方センター(シッキム) メガラヤIBSDノード ミゾラムIBSDノード

研究者数

106人

研究支援者数

67人

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

2019/2021年度はベルベリンおよびサンギナリン作成のためのマニプル州の山椒属植物について遺伝子・生物化学分析プロジェクトが進められた。また同年度、本拠地のインパールにバイオテクノロジー局(DBT)、生物資源・持続可能な開発研究所(IBSD)、ジャワハルラール・ネルー医学研究所(JNIMS)の3者が共同で研究に取り組むDBT-IBSD-JNIMS COVID-19試験研究所が発足した。

研究機関の特徴

インド北東部にあるマニプル州のインパールを本拠地とする生物資源・持続可能な開発研究所(IBSD)は、特にこの地方の生物資源開発、持続可能な利用の研究に重点を置いているところが特徴的である。また、マニプル州はミヤンマーと国境を接しており、同研究所は持続可能な開発のためのインド・ミヤンマー地域の生物多様性の研究拠点となっている。2020年、ハラオルーにある同研究所の国立生物資源パークでは大小19の人工池で短期および長期の養殖プログラムがスタートした。シッキムのIBSD地方センターやメガラヤ、ミゾラムにあるIBSDノードでは地元の学校の生徒を招いて生物資源や持続可能な開発に関する教育イベントなどが行われている。2019/2020年度は37本の研究論文、7本のブックチャプターが発表されている。同年度のパテント申請は1件であった。

その他

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