国立細胞科学センター

研究機関の概要

所在国	インド
日本語表記	国立細胞科学センター
英語表記	National Centre for Cell Science
現地語表記	राष्ट्रीय कोशिका विज्ञान केंद्रा
主管省庁・部局	科学技術省バイオテクノロジー庁（DBT）
本部所在地	マハラシュトラ州プネガネーシュカインドロード　NCCS Complex, University of Pune Campus, Pune University Rd, Ganeshkhind, Pune, Maharashtra 411007
キャンパス所在地	国立細胞科学コンプレックスセンター　サビットリバイ・フール・プネー大学キャンパス
土地・建物等の面積（㎡）	－
ウェブサイト	https://www.nccs.res.in/
ニュースページ	https://nccs.res.in/news
予算（ドル）	5,302,089　※2022年2月換算（1INR=0.013USD）支出実績
創立年	1986年

沿革

インド政府のバイオテクノロジー部門の支援を受けた国立細胞科学センター（NCCS）は、1986年に動物細胞培養保管施設として設立された。動物細胞培養の国立保管庫としての役割のほか、細胞生物学の研究、人材育成をミッションに掲げる研究機関である。設立以来、細胞生物学の最先端の研究を実施している。

組織・人員

組織

癌と慢性疾患の生物学　病因と細胞応答　幹細胞と再認識　高分子構造と細胞機能　ゲノム構造と調節　微生物生態学　調節RNAと遺伝子表現　神経科学

研究者数

29人(PI)

研究支援者数

110人

研究活動

代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など

パンデミックにおいては、研究用の細胞培養物の供給、研究用のサンプルの共有その他の研究によって、COVID-19に対するインド政府による国家的取り組みに貢献した。Nature Structural and Molecular Biologyに掲載された研究が、2020年に欧州放射光施設（ESRF）で研究される最もエキサイティングなテーマの1つに選ばれ、「ESRF Highlights 2020」に取り上げらた。NCCSによって開発された細胞株は、カナダのバイオテクノロジー企業にライセンスされた。

研究機関の特徴

NCCSは、細胞生物学の多様な分野、特にがん、代謝異常、感染症、再生医療など、人間の健康にとって重要な問題に取り組む基礎研究の最前線の研究を行なっている。また、国立の細胞バンク寄託機関として、動物、人間、バイブリッド細胞、単細胞病原体、寄生虫などの識別、培養、保管と、研究機関、大学、産業界で働く科学者への供給を行っている。2020-2021年には、インドで9件、アメリカで2件、ヨーロッパで2件、ブラジルで1件の特許が登録査定された。

その他

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