国立生物医学遺伝子学研究所(NIBMG)
研究機関の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | 国立生物医学遺伝子学研究所(NIBMG) |
英語表記 | National Institute of Biomedical Genomics(NIBMG) |
現地語表記 | - |
主管省庁・部局 | 科学技術省バイオテクノロジー庁(DBT) |
本部所在地 | P.O.: N.S.S., Kalyani 741251, West Bengal |
キャンパス所在地 | カリヤニ |
土地・建物等の面積(㎡) | 121,405 |
ウェブサイト | https://www.nibmg.ac.in |
ニュースページ | https://www.nibmg.ac.in/p/notices?year=2022 |
予算(ドル) | 2,579,937 ※(1USD=73.93Rs) |
創立年 | 2009年 |
沿革
国立生物医学遺伝子学研究所(NIBMG)は2009年、科学技術省バイオテクノロジー庁(DBT)に所属する研究所として西ベンガル州カリヤニに設立された。2016年から、カリヤニ教育ハブと称される、例えばインド科学教育研究大学コルカタ校(IISER-Kolkata)や全インド医科大学カリヤニ校(AIIMS-Kalyani)などの多くの教育・研究機関が集まるエリアの、およそ121,405m2の新しいキャンパスへの移転が始まり、2018年に正式な開所式が行われた。
組織・人員
組織
研究部門
癌の遺伝子学・エピジェネティクス・トランスクリプトミクス部門 統計的・コンピューテイショナル遺伝子学部門 慢性疾患の遺伝子学・エピジェネティクス部門 感染症の遺伝子学・プロテオミクス部門
研究者数
59人
研究支援者数
16人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
日本の機関もメンバーとなって進めている国際癌ゲノムコンソーシアム(ICGC)のプログラムに参加し癌遺伝子の解析に貢献している。インドの男性に最も多く見られる歯肉頬エリアの扁平上皮癌に焦点を当てており、ICGCとインドのコーディネーターは同研究所の博士が務めている。また汎インド1000 SARS-CoV-2 RNAゲノム解析プログラムでは、他の研究機関およびインドSARS-CoV-2遺伝子学コンソーシアム(INSACOG)と協力しながら、中心的な役割を持ってゲノム調査を行なっている。
研究機関の特徴
2019年に設立10周年を迎えた国立生物医学遺伝子学研究所(NIBMG)は、生物医学遺伝子学分野に特化したインド初の研究所である。ゲノム研究を用いて人間の健康と疾病をより良く理解するための分野で国内外でも知られる研究所となっている。2020/2021年度は101,591Gbのゲノム解析データを作成し、これまでの累計では535,150Gbとなった。これは178,383のヒトゲノムに相当する。先端的機器を備えた研究施設である一方、PhD教育や短期研修の教育も提供している。2020/2021年度、同研究所特別教授のP.P.マジュムダール博士がコルカタ大学プラフラ・チャンドラ・レイ記念メダルを受賞している。2020/2021年度は44本の研究論文・ブックチャプターが発表されている。
その他
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