ラジブガンジー・バイオテクノロジーセンター(RGCB)
研究機関の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | ラジブガンジー・バイオテクノロジーセンター(RGCB) |
英語表記 | Rajiv Gandhi Centre for Biotechnology(RGCB) |
現地語表記 | - |
主管省庁・部局 | 科学技術省バイオテクノロジー庁(DBT) |
本部所在地 | Thycaud Post, Poojappura, Thiruvananthapuram - 695 014, Kerala |
キャンパス所在地 | ティルヴァナンタプラム |
土地・建物等の面積(㎡) | 80,937 |
ウェブサイト | https://www.rgcb.res.in |
ニュースページ | https://www.rgcb.res.in/news.php |
予算(ドル) | - |
創立年 | 1990年 |
沿革
ラジブガンジー・バイオテクノロジーセンターは1990年に設立された教育・科学・技術開発センター(C-DEST)という慈善法人のセンターから始まる。元首相のラジブ・ガンジーが同法人の代表の役を務めることに合意した。1991年ラジブ・ガンジーが暗殺され逝去した後、センターはラジブガンジー教育・科学・技術開発センター(RGC-DEST)と改称される。その後ケーララ州の管轄下に入り、また現名称のラジブガンジー・バイオテクノロジーセンター(RGCB)に改称される。2000年代中盤RGCBを国立研究センターにする計画が持ち上がり、2007年科学技術省バイオテクノロジー庁管轄の国立研究所に移行した。
組織・人員
組織
研究部門
癌研究部門 心血管疾患・糖尿病生物学部門 病原体生物学部門 再生生物学部門 植物バイオテクノロジー・疾病生物学部門 神経生物学部門 生殖生物学部門 学際生物学部門
研究施設・支援部等
質量分析(MS)・プロテオミックコア施設 バイオイメージング施設 ゲノミクス施設 動物研究施設 機器・エンジニアリング部 社会関与部門
研究者数
55人
研究支援者数
92人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
2020/2021年度、肝臓癌のための治療薬となり得るウットロシドBの研究開発を成功させ、米食品医薬品局(FDA)から希少疾病用医薬品として認められた。イギリスに本拠地を置くXimbio社との了解覚書で、同研究所が開発した細胞株を商業技術移転することになった。また、インド科学技術省の科学・遺産研究イニシアティブ(SHRI)の枠組みで、畜産、伝統的農業、持続可能な現地資源などの分析を行うケーララ州部族遺産研究プロジェクトが進められている。
研究機関の特徴
インド南部ケーララ州のティルヴァナンタプラムで研究・教育活動を行なっているラジブガンジー・バイオテクノロジーセンターは、バイオテクノロジーの分野で、基礎研究、技術開発、橋渡し科学研究、育成と教育などに重点をおく国立研究所である。Covid-19パンデミックでは20万件の診断試験を行いコロナ対応に貢献している。しかし、さらに国および地域に貢献するためには施設のバイオセーフティレベル(BSL)の向上が必要と判断され、2020/2021年度、BSL-3以上の新施設の建設計画がスタートした。一方アーククラムの新しい第2キャンパスの建設も進んでおり、同年度、活動開始準備がほぼ整った状態に至る。2021年は100本以上の研究論文・ブックチャプターが発表されている。
その他
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