先端科学技術研究所 (IASST)
研究機関の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | 先端科学技術研究所 (IASST) |
英語表記 | Institute of Advanced Study in Science & Technology |
現地語表記 | विज्ञान एवं प्रौद्योगिकी उच्च अध्ययन संस्थान |
主管省庁・部局 | 科学技術省科学技術庁 (DST) |
本部所在地 | Vigyan Path, Paschim Boragaon, Garchuk, Guwahati, Assam 781035 India |
キャンパス所在地 | - |
土地・建物等の面積(㎡) | 80,270 |
ウェブサイト | https://iasst.gov.in/ |
ニュースページ | https://iasst.gov.in/all-news-advertisement/ |
予算(ドル) | 5,412,891 ※2022年2月換算(1USD=75.10INR) |
創立年 | 1979年 |
沿革
アッサム科学協会が提案し、草創期の組織を作り上げたIASSTは、1979年11月3日にノーベル化学賞受賞者のドロシー・ホジキン博士により正式に設立が宣言された。その後アッサム州唯一の独立研究開発機関として州政府の傘下にあったが、2009年3月より、インド政府の科学技術省傘下の独立研究開発機関となった。
組織・人員
組織
材料科学 生命科学 資源管理・環境科学 数理科学
研究者数
20人
研究支援者数
32人(ポスドク6人、研修者26人)
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
グワハティ医科大学病院(GMCH)と協力し、アッサムの全国保健ミッションと調整して、新型コロナウィルスの検査機関を設置し、検査の迅速化と患者の早期治療に尽力した。IASSTは、ほぼすべての機材(RT-PCR装置、遠心機、超低温冷凍庫、バイオハザード対策用キャビネット、オートクレーブなどを含む)とラボスペースを提供した。インド工科大学グワハティ校およびガウハティ大学からも2台のRT-PCR装置の提供を受けた。アッサム州政府より医者、微生物専門家、臨床検査技師がラボに派遣され、新型コロナウィルス検査のための消耗品が提供された。多くのIASSTの教員および研究者が、検査の迅速化のため、ボランティアで働いている。
研究機関の特徴
北東インドにおける著名な科学研究機関であり、2019-2020年にアクスム州政府より該当年に最も成果をあげた研究機関として認定された。プラズマ物理学、高分子科学、生化学、創薬科学、ナノサイエンス、薬用植物、微生物バイオテクノロジー、環境科学、微生物燃料電池など先端科学技術の幅広い分野における基礎研究と応用研究を行っている。研究所で開発された技術には、硬水を軟水化することができる、硬度除去に有効なバイオフィルム(2016年)、プラズマコーティングによる銅系合金の表面保護(2015年)、光学センサーによるコレストロールの検出(2017年)などがある。博士課程やポスドクの教育も行っている。横浜国立大学の他、アメリカ、トルコ、アイルランド、イタリア、イギリス、オーストラリア、カナダ、ギリシャ、台湾、フランスの大学等との提携がある。
その他
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