ネパール農業研究機関
研究機関の概要
所在国 | ネパール |
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日本語表記 | ネパール農業研究機関 |
英語表記 | Nepal Agricultural Research Council (NARC) |
現地語表記 | नेपाल कृषि अनुसन्धान परिषद् |
主管省庁・部局 | 教育科学技術省 |
本部所在地 | Singhadurbar Plaza, Kathmandu, Nepal |
キャンパス所在地 | NARI NASRI MARI |
土地・建物等の面積(㎡) | - |
ウェブサイト | https://narc.gov.np |
ニュースページ | https://narc.gov.np/narc-news/ |
予算(ドル) | - |
創立年 | 1991年 |
沿革
ネパール農業研究機関(NARC)は、1991年、ネパール農業研究機関法に基づき、農業研究を行う自治組織として設立された。国民の経済的地位向上に資する農業研究を行うことが目的である。NARCはカトマンズに本部がある。地域・地区研究所と連携したアウトリーチ研究施設では、参加型のオンファーム技術検証、トレーニング、農民等へのスマートテクノロジー普及やトレーニングが実施されている。
組織・人員
組織
審議会 理事会 本部 作物科学 商品プログラム 畜産学 農業研究地域支部
【センター】農業技術情報センター 農業政策研究センター アウトリーチ研究センター 食品研究センター バイオテクノロジー研究センター 農業環境研究センター 農業遺伝資源センター
研究者数
406人
研究支援者数
834人
研究活動
代表的なプロジェクト、研究成果、産学連携など
プロジェクトとして、ネパール ゼロ・ハンガー・チャレンジ国家行動計画(2016-2025年)がある。 官民パートナーシップの推進、食料確保、2歳未満の発育不良児ゼロ、持続可能な食料システム、小農生産と所得の100%成長、食料損失・廃棄物ゼロなどが内容である。そのほか、農業サービス開発プログラム(2016-2019年)という地方レベルでの農業普及・研究機関の能力開発プログラム支援活動などがある。
2019年、国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター(国際農研)との間で、伝統的発酵食品に関する研究を含め、幅広い分野での連携を深めていくことが合意されている。
研究機関の特徴
ネパール農業研究機関 (NARC) は、持続可能な農業技術を開発し普及させることで、ネパール国民の食糧安全保障を確保し、生活の質を向上させることを目的に掲げている。ネパール農業研究機関(NARC)は、研究機関としての機能の他に、国の農業政策を審議する審議会が置かれている。審議会はネパール国内の農業政策に係る方針の決定や調査研究の優先順位、調査研究に係る予算計画について承認し、研究執行部門に必要な指示を与える。審議会のメンバーは、農業開発担当大臣を議長とし、16名の委員で構成される。NARCの理事長が審議会の事務局長を務める。執行を担うNARCの理事会は8人のメンバーで構成され、審議会で承認された施策や調査研究が実施・実行に移される。NARC本部では、理事長を中心に、作物・園芸、畜産、水産、企画・調整、財務、総務の5人の担当者が業務執行を担当する。研究分野は、穀物(米、トウモロコシ、小麦、ジャガイモ、サトウキビ、ジュート等)、園芸、家畜、漁業、牧草と飼料、農林業、土壌と灌漑管理、植物とバイオテクノロジー、昆虫学、植物病理と植物保護、農業システム、農業普及、農業経済とマーケティング、食品科学、農業生態学と環境、社会経済学、その他農業に関連する分野である。NARCの具体的な機能には、国家農業政策に必要な質の高い農業研究の実施、調査・研究、顧客へのコンサルティング・サービスの提供、ネパールにおける農業研究活動の調整・監視・評価などがある。
その他
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