国立台湾大学
大学の概要
所在国 | 台湾 |
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日本語表記 | 国立台湾大学 |
英語表記 | National Taiwan University (NTU) |
現地語表記 | 國立臺灣大學 |
主管省庁・部局 | 教育部(教育省に相当) |
本部所在地 | 台北キャンパス:10617 臺北市羅斯福路四段一號 |
キャンパス所在地 | 台北キャンパス 竹北キャンパス 雲林キャンパス 安康農場 宜蘭臨海実験所 産地実験農場(海布) 実験林(中央山脈) |
土地・建物等の面積(㎡) | 1,284,800 |
ウェブサイト | https://www.ntu.edu.tw/english/ |
ニュースページ | https://www.ntu.edu.tw/english/ |
予算(ドル) | 640,180,767 ※2022年3月24日換算(1ドル=28.664ニュー台湾ドル) |
創立年 | 1945年 |
沿革
日本統治時代の1928年に「台北帝国大学」として設立。 1945年11月15日に中華民国政府が大学を引き継ぎ、国立台湾大学に名称を変更した。1945年の大学復興までに、文政、理学、農学、医学、工学の5学部と、農林専門部(1943年に国立中興大学の前身である台中高等農林学校となる)、医学専門部を設置し、382名が在籍していた。戦後の 再編成を受け、従来の「学部」は「学院」と改称された。 学生数は1945年度の段階で179名であったが、以後徐々に学部に相当する学院を増やしながら現在に至っている。 1987年に管理学院、1993年に公共衛生学院、1997年に電気工学院(2000年に電気情報学院と改称)、1999年に旧法学院が社会科学院に改称、法学教育は法律学院に、夜間部は普及教育センターと統合して継続教育推進部とした。 2003年に旧農学院を改編した生物資源農学院が加わった。 2021年度末には、14学院(うち3専門職学院)、56学科、139研究所、32の修士・博士課程、学生数約32,000人(学部生約16,700人強、大学院生約15,000人強)の大学へと発展している。
学部・大学院
組織
<学院>
生命科学院 法律学院 電気情報学院 公共衛生学院 管理学院 生物資源農学院 工学院 医学院 社会科学院 理学院 文学院
<専門職学院>
歯学院 獣医学院 薬学院
学生数
学部16,756人 修士課程12,226人 博士課程3,545人(2020年)
教員・研究者数
2,063人(2020年)
研究活動
国・地域が指定する重点プロジェクト等
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研究開発費(ドル)
160,714,200 ※2022年3月24日換算(1ドル=28.664ニュー台湾ドル)
国際交流
留学生数等
2,630人(2020年)
外国大学との交流実績(協定校数等)
日本の大学
北海道大学 東北大学 秋田大学 筑波大学 千葉大学 東京大学 東京外国語大学 東京学芸大学 東京工業大学 お茶の水大学 一橋大学 横浜国立大学 新潟大学 金沢大学 名古屋大学 京都大学 大阪大学 神戸大学 島根大学 岡山大学 広島大学 九州大学 長崎大学 熊本大学 大分大学 鹿児島大学 琉球大学 総合研究大学院大学 北陸先端科学技術大学院大学 等
外国の大学
協定校数645校 一般協定数1908件 大学間協定数741件(2020年)
大学の特徴
11学院、3専門職学院(歯学、獣医学、薬学)、56学科、133研究所、22の修士・博士課程、様々な学術分野における50以上の国立・大学レベルの研究センターからなる国立台湾大学(NTU)は、台湾で最も充実した研究大学である。1986年には卒業生の李遠哲博士がノーベル化学賞を受賞している。李登輝元総統、蔡英文現総統など多くのリーダーが輩出している。NTUは、学生が視野を広げ、多様な学びを実践することを奨励している。学内の教養教育を強化し、学外の姉妹校とのネットワークを広げ、バイリンガル教育環境も強化している。 また、優れた学術研究の成果を追求するだけでなく、学生が最良の環境で学び、成長できるよう、教育評価システムの改善や教育・学習の効果に焦点を当てた取り組みを強化している。「理想的な学問の伝統を発展させ、大学の自治と学問の自由の原則を守り、学外勢力からの干渉を受けず、不正を行わず、プロフェッショナルな態度で研究を遂行すること」がNTUの精神である「臺大精神」として今日においても尊重されている。そこでは、大学のシステムを欧米から模倣するのではなく、学生が自分の文化的文脈や背景を考慮して選択的に学ぶことで、台湾大学をユニークな存在とすることが強調されている。THE世界ランキング:113位、THE台湾ランキング:1位、QS世界ランキング:68位、QSアジアランキング:19位(いずれも2022年)
その他
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