ボゴール農科大学
大学の概要
所在国 | インドネシア |
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日本語表記 | ボゴール農科大学 |
英語表記 | Bogor Agricultural University |
現地語表記 | Institut Pertanian Bogor |
主管省庁・部局 | インドネシア共和国教育文化研究技術省 |
本部所在地 | Dramaga Street, West Java, Indonesia |
キャンパス所在地 | IPB Baranangsiang IPB Taman Kencana IPB Gunung Gede IPB Cilibende IPB Sukabumi |
土地・建物等の面積(㎡) | 2,670,000(本部) |
ウェブサイト | https://ipb.ac.id |
ニュースページ | https://ipb.ac.id/news/all |
予算(ドル) | 4,059,253 ※2022年2月5日換算(1ドル=14,400ルピア) |
創立年 | 1963年 |
沿革
ボゴール農科大学の歴史は、1916年に設立された農業専門学校および1940年に設立された林業専門学校と獣医専門学校に始まる。1946年、これら3つの専門学校が国立インドネシア大学の農学部と獣医学部として吸収された。その後、1963年9月1日、当時のスカルノ大統領のもと、新高等教育法の施行によりインドネシア大学より分離・独立して、5学部からなるボゴール農科大学が設立された。設立の理由は、州の食糧需要や地域の発展、そして貢献を担うためである。1952年4月27日、当時のスカルノ大統領は、地域社会にとっての食料の入手可能性の重要性についてスピーチを行った。ボゴール農科大学は成長を続け、現在では総合大学となり、インドネシアの基幹校として周辺大学を指導する役割を担っている。
学部・大学院
組織
<学部>
農学部 獣医学部 水産海洋科学部 畜産学部 林業環境学部 農業技術学部 数学自然科学部 経済経営学部 人間生態学部 ビジネス学部
学生数
28,015人
教員・研究者数
1,250人
研究活動
国・地域が指定する重点プロジェクト等
<ボゴール農科大学における研究クラスター>
再生可能資源を用いた産業 生物関連科学と健康 先住民の知識・技術 食料安全保障と食の安全 遺伝資源と工学・育種 自然保護と環境 社会・経済・文化 生物物理学・機械・装置 経営・情報技術 地域開発・コミュニティエンパワーメント
研究開発費(ドル)
5,426,408 ※2022年2月5日換算(1ドル=14,400ルピア)
国際交流
留学生数等
745人
外国大学との交流実績(協定校数等)
日本の大学
北海道大学 帯広畜産大学 東北大学 山形大学 茨城大学 筑波大学 宇都宮大学 千葉大学 東京大学 東京農工大学 東京海洋大学 岐阜大学 京都大学 筑波大学 北海道大学 東京農業大学 新潟大学 信州大学 岐阜大学 静岡大学 三重大学 京都大学 大阪大学 神戸大学 鳥取大学 岡山大学 広島大学 山口大学 香川大学 愛媛大学 高知大学 九州大学 佐賀大学 宮崎大学 鹿児島大学 琉球大学 奈良先端科学技術大学院大学 新潟県立大学 滋賀県立大学 大阪府立大学 県立広島大学 上智大学 東京農業大学 東洋大学 法政大学 立教大学 東海大学 京都先端科学大学 近畿大学
外国の大学
George-August University Adelaide University Flinders University Curtin University Groningen University Sun Yat Sen University Gottingen Universityなど
大学の特徴
ボゴール農科大学は、熱帯農業と生命科学に特化したインドネシア唯一の国立大学であり、この分野で世界的な評価を得ている。QS世界大学ランキングで2012年に601位にランクインした以降、2020年に601-650位に、2021年に531-540位に、2022年に511-520位にランクインしている。分野別では、農業農林業分野で、2013年に151-200位、2017年から2020年まで51-100位に、2021年は62位に、アジア大学ランキング2022では、121位にランクインしている。THE 世界大学ランキングでは、2022年は1201位に、アジア大学ランキング2021では351-400位にランクインしている。24の学科はIFLA、IMarEST、SWST、IFT、ABET、JABEE、AUN-QAなどの国際機関によって認定されている。著名な卒業生の1人に、第6代大統領、スシロ・バンバン・ユドヨノがいる。また、近年では、2021年西ジャワ州クニンガン村の長に最年少の27歳で選出されたリア・ヌリャナLia Nuryanahがいる。彼女は故郷で農業の持つ可能性に取り組み、赤い生姜とコーヒー栽培事業を行なっている。
その他
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