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マレーシアプトラ大学

大学の概要

所在国 マレーシア
日本語表記 マレーシアプトラ大学
英語表記 University Putra Malaysia
現地語表記 Universiti Putra Malaysia (UPM)
主管省庁・部局 高等教育省Ministry of Higher Education
本部所在地 43400 UPM Serdang Selangor Darul Ehsan
キャンパス所在地 メインキャンパス ブランチキャンパス
土地・建物等の面積(㎡) 8,228,200
ウェブサイト https://upm.edu.my
ニュースページ https://upm.edu.my
予算(ドル) 38,000,000 ※2022年2月換算(1ドル=4.18リンギット) ※1
創立年 1973年

沿革

マレーシアプトラ大学の前身となる教育組織は、1931年に農学校としてセルダンに設立された。セルダン(西マレーシア)の22エーカーの土地に3年間のディプロマプログラムと1年間の農業サーティフィケートコースの2つのプログラムからなるセルダン農学校から始まった。1947年、セルダン農学校は当時のマラヤ連合総督であったエドワード・ゲント卿によってマラヤ農業大学と宣言された。その後、1973年マラヤ大学農学部と合併し、1971年大学・短大法第18条の規定により、マレーシア国民大学(Universiti Pertanian Malaysia)が設立されました。1973年7月、1,559名の学生が入学し、獣医学・動物科学部、林学部、農学部、基礎学部の3学部1学科で第1期生が誕生した。80年代初頭には、UPMは学問研究領域を科学技術(S&T)分野にも拡大した。1997年、マハティール・モハマド前首相により、マレーシアプトラ大学に改称し、国家の発展のため、科学と情報技術を中心とした様々な分野の研究を提供する高等教育機関となった。

学部・大学院

組織

<学部>
農学部 理学部 工学部 教育学部 食品科学技術部 林業・環境学部 獣医学部 人間生態学部 現代言語コミュニケーション学部 デザイン・建築学部 医学部・健康科学部 コンピュータ科学と情報技術学部 バイオテクノロジー・生体分子科学部 農学・林学部 人文・経営・科学部

<その他>
センター 研究所 スクール 

学生数

25,399人

教員・研究者数

2,174 人

研究活動

国・地域が指定する重点プロジェクト等

マレーシア政府から研究拠点大学に指定されている。
<Ayer Hitam UPM Research Forest>
Ayer Hitam Reserved Forestにある演習林は1,248ヘクタールあり、首都クアラルンプールから20km、UPMセルダン校のメインキャンパスから10kmのところにある。セランゴール州政府は、1996年から80年間の長期契約で、教育・研究のためにこの研究林を提供した。森林は、セランゴール州森林局とマレーシア大学森林学部によって、持続可能な森林管理に基づいて管理されている。Ayer Hitam森林保護区の森林管理計画は教授陣によって作成されている。

研究開発費(ドル)

-

国際交流

留学生数等

5,040人

外国大学との交流実績(協定校数等)

日本の大学

京都大学 香川大学 創価大学 山口大学 立命館大学・立命館アジア太平洋大学 九州工業大学 信州大学 高知大学 東京農業大学 近畿大学 千葉大学 鹿児島大学 東京大学 芝浦工業大学 北陸先端科学技大学院大学 静岡大学 神奈川大学 北海道大学 武蔵野大学 熊本大学 筑波大学 広島大学 大阪府立大学 東邦大学 金沢工業大学 大阪大学 三重大学

外国の大学

オセアニア ヨーロッパ アジア アフリカ アメリカなど100以上

大学の特徴

国際的大学評価機関のQS世界大学ランキングで2022年は143位、THE世界大学ランキングで2022年は601-800位にランクインしている。マレーシア国内ベスト5の総合大学である。中でも農学部はマレーシアでNo.1となっている。農学系の研究はトップクラスであり、バイオマスのリサイクルなどの研究は活発な分野である。日本とは、東南アジア地域の工学分野のトップ大学の連合体であるSEED-Netのメンバー校として関係が深く、2013年にはSEED-Netの機械・製造工学分野の地域会議をホスト校として企画実施を担当している。卒業生に、元副首相、大臣等といった政治家のほか、日本医療研究開発大賞 AMED理事長賞を受賞したモイメンリン(Sherry Moi Meng Ling)東京大学教授がいる。前身は農業大学であったため広大な敷地を有し、その広さはアジアでも有数である。

その他

※1研究資金+産業界の収入

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