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シリマン大学

大学の概要

所在国 フィリピン
日本語表記 シリマン大学
英語表記 Silliman University
現地語表記 Pamantasang Silliman(Filipino)
主管省庁・部局 私立大学
本部所在地 1 Hibbard Avenue, Dumaguete City, Negros Oriental, 6200 Philippines
キャンパス所在地 Main Campus、Agriculture and Marine Biology Campus、Ticao Island Facility
土地・建物等の面積(㎡) 330,000(Main Campus) 290,000(農学・海洋生物学キャンパス) 4,670,000(ティカオ島施設)
ウェブサイト https://su.edu.ph/
ニュースページ https://su.edu.ph/category/news-update/
予算(ドル) 38,027,593 ※2022年4月1日換算(1ドル=51.55ペソ)
創立年 1938年

沿革

シリマン大学は、フィリピンのネグロス島ドゥマゲティにある私立大学。 1901年に長老派宣教師によって、大学の前身となるシリマン研究所が設立された。1938年に大学として認可される。大学名は、ニューヨークの実業家で慈善家のホレス・B・シリマン博士が最初に1万ドルを寄付したことにちなんでいる。第二次世界大戦中には、マラボの山中にフィリピン初のコミュニティスクールである「ジャングル大学」を設立した歴史がある。同学は、アジア・キリスト教大学連合(Association of Christian Universities and Colleges in Asia)の創立メンバーでもある。2018年には、13人目にして初の女性学長であるDr. Betty Cernol-McCann氏が就任した。

学部・大学院

組織

<学部>
農学部 教養学部 経営学部 コンピューター学部 教育学部 工学・デザイン学部 法学部 マス・コミュニケーション学部 看護学部 舞台・視覚芸術学部

<大学院>
医学部 農業・技術教育研究科 公共政策・ガバナンス研究科

<研究所>
臨床検査科学研究所 環境・海洋科学研究所 リハビリテーション科学研究所 サービス・ラーニング研究所

学生数

9,000人

教員・研究者数

463人(教員)

研究活動

国・地域が指定する重点プロジェクト等

海洋保全における先駆的な研究やその活動実績が認められ、同学はアメリカ国際開発庁(USAID)の沿岸資源管理CRMの拠点として指定されている。同学の地域密着型CRMプログラムは、実証先でもあるダウイン市内のアポ島が、世界有数のダイビングスポットとして人気を博している。海洋保護区の管理が成功したCRMプログラムは、国際的な学術出版物の中で数多く引用されている。

研究開発費(ドル)

15,155,858 ※2022年4月1日換算(1ドル=51.55ペソ)

国際交流

留学生数等

151人

外国大学との交流実績(協定校数等)

日本の大学

国際基督教大学 立正大学 フェリス女学院大学 近畿大学 神戸国際大学 四国学院大学 立命館アジア太平洋大学 北星学園大学 関西学院大学 九州大学

外国の大学

ジェイムスクック大学 バンクーバーアイランド大学 インゴルシュタット高等工業 マドラスキリシタンカレッジなど

大学の特徴

フィリピン学校・大学認定協会とキリスト学校・大学・大学院基準協会併せて38の認定プログラムとされ、そのうち20プログラムが最高位のレベル4に認定された(2021年7月)。
同学は、フィリピン高等教育委員会(CHED)から独立的な地位を認められた国内の数少ない高等教育機関の一つである。また、同委員会は看護学と教師養成学の「中核拠点」(Center of excellence)、会計学、人類学、生物学、情報技術教育の「開発拠点」(Center of development)に指定されている。また、CHEDのフィリピン高等教育研究ネットワークに加盟している大学の一つでもあり、研究や出版物が強みとしている。
著名人としては、第8代フィリピン大統領であるCarlos P. Garcia氏やフィリピンの国家科学者として2014年に選出されたAngel Alcala氏、北京オリンピックに参加したアーチェリー選手のMark Javierなどが挙げられる。

その他

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