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南洋理工大学(NTU)

大学の概要

所在国 シンガポール
日本語表記 南洋理工大学(NTU)
英語表記 Nanyang Technological University
現地語表記 -
主管省庁・部局 教育省(Ministry of Education)
本部所在地 50 Nanyang Avenue, Singapore 639798
キャンパス所在地 メインキャンパス ノベナキャンパス
土地・建物等の面積(㎡) 2,000,000(メインキャンパス)
ウェブサイト https://www.ntu.edu.sg/
ニュースページ https://www.ntu.edu.sg/
予算(ドル) 総資産6,930,302,000 現金および現金同等物1,069,629,000 ※2022年1月換算(1ドル=1.35シンガポールドル)
創立年 1955年

沿革

NTUの発足に至る経緯は多少複雑で、シンガポール国立大学(NUS)の発展の歴史と深くかかわっている。淵源を辿ると1980年、南洋大学(1955-1980)が当時のシンガポール大学と合併し、現在のNSUになった時点にまでさかのぼる。1981年、NSUはその付属高等教育機関として南洋理工学院NTI(1981-1991)を南洋大学のキャンパスに設置した。このNTIがNTUの直接的な前身機関である。NTIは急成長するシンガポール経済のために実践志向のエンジニアを教育を展開し、NSUから会計学部を移管統合したり応用科学部を発足させたりした後に、1991年国立教育研究所と合併し、南洋理工大学NTU(1991-現在)となった。NTUは、現在では研究集約型のグローバル大学に変貌し、シンガポールにおける2大国立大学の1つに成長している。

学部・大学院

組織

<学群と学部>
工学群:化学・医工学部 電気電子工学部 コンピュータサイエンス工学部 機械・航空宇宙工学部 土木環境工学部 材料理工学部
理学群:アジア環境学部 生物科学部 物理数学学部
人文科学・芸術・社会科学群:美術・デザイン・メディア学部 人文科学部 社会科学部 ウィー・キム・ウィー通信情報学部 南洋行政センター 自由芸術社会科学センター
リーコンチェン医学部

<大学院>
ビジネスカレッジ(南洋ビジネススクール) S.ラジャラトナム国際大学院

<研究所とセンター>
国立教育研究所 S.ラジャラトナム国際研究所 南洋環境水研究所 エネルギー研究所 シンガポール地球観測所 南洋行政センター 自由芸術社会科学センター シンガポール環境生命科学工学センター

学生数

24,871人(学部生) 9,513人(大学院生)

教員・研究者数

5,000人(教員・研究者数) 3,000人(職員)

研究活動

国・地域が指定する重点プロジェクト等

今年(2021年)創立30周年を向えるにあたり、量子科学を基礎にしてデバイスと技術の開発を目的とした「量子科学工学センター(QSec)」を立ち上げた。原子レベルで粒子の振る舞いを研究することによりチップベースの技術を創造することを目的としている。

研究開発費(ドル)

464,720,000 ※2022年1月換算(1ドル=1.35シンガポールドル)

国際交流

留学生数等

約6,100人

外国大学との交流実績(協定校数等)

日本の大学

<大学間協定校>
九州大学 千葉大学 神戸大学 京都大学 群馬大学 九州工業大学 国際教養大学 広島大学 大阪大学 創価大学 立教大学 立命館大学 早稲田大学 関西学院大学 等

<部局間協定校>
琉球大学(医学部) 横浜国立大学 福井大学 宇都宮大学 奈良先端科学技術大(物質科学工学部) 大阪教育大学(国立教育学院) 明治大学(人文社会科学部)等

外国の大学

MIT スタンフォード コーネル大学 インド工科大学 他

大学の特徴

QS-W2022は13位であり、QS-Asiaでは3位である。工学、科学技術に重点を置いた総合的かつ研究集約的な大学であり、学際的な教育と研究を通じてリーダーを育成し、社会に貢献することをミッションとしている。南洋理工大学NTUの特徴は、シンガポール国立教育研究所、S.ラジャラトナム国際問題研究所、シンガポール地球環境科学研究所、シンガポール環境生命科学研究センター、南洋環境水研究所(NEWRI)、エネルギー研究所(ERI@N)など、世界的な研究所を傘下に収め、この研究機関との連携がNTU成長の原動力となっているところである。また、大学のメインキャンパスは、最も美しい大学キャンパスとして頻繁に、世界のトップ15中にリストアップされている。

その他

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