バングラデシュ工科大学
大学の概要
所在国 | バングラデシュ |
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日本語表記 | バングラデシュ工科大学 |
英語表記 | Bangladesh University of Engineering and Technology |
現地語表記 | বাংলাদেশ প্রকৌশল বিশ্ববিদ্যালয় |
主管省庁・部局 | 教育省(大学助成委員会UGC) |
本部所在地 | Bangladesh Prokousol bisshobiddyaloy, Polashi, Dhaka-1000, Bangladesh |
キャンパス所在地 | ダッカキャンパス |
土地・建物等の面積(㎡) | 369,762 |
ウェブサイト | https://www.buet.ac.bd/web/#/ |
ニュースページ | https://www.buet.ac.bd/web/#/hNewsIndex |
予算(ドル) | 24,492,743 ※2022年3月末換算(1ドル=86.15タカ) |
創立年 | 1962年 |
沿革
バングラデシュ工科大学(BUET)の前身は、1876年に設立されたダッカ測量学校Dhaka Survey Schoolにさかのぼる。理工学系の大学としては国内で最も歴史が古い大学である。その後、1947年にダッカ大学のエンジニアリング・カレッジを経て、1962年に東パキスタン大学となった。1971年、パキスタンからの独立により、現在のバングラデシュ工科大学に改称した。
学部・大学院
組織
<学部と大学院>
工学部 土木工学科 電気・電子工学科 建築・計画学部
<研究所>
水と洪水管理研究所(IWFM) 情報通信技術研究所(IICT) 適正技術研究所(IAT) アクシデント研究所(ARI) 原子力工学研究所(INPE) BUET-日本防災・都市安全研究所(BUET-JIDPUS)
学生数
9,234人
教員・研究者数
639人
研究活動
国・地域が指定する重点プロジェクト等
すべての学部が独自の研究プログラムを実施しており、国連機関、英連邦基金、大学助成委員会などの組織をスポンサーとする研究活動も行っている。
研究分野:建築デザイン 音響 人間工学 アートと建築 エネルギー・環境対応型建築 グリーン&サステイナブル建築 バングラデシュの現代建築 建築物の安全性 バイオメカニクス バイオメディカルイメージング バイオセンサ デバイス 計測機器 バイオマテリアル バイオマニュファクチャリング キャラクタリゼーション 生体インプラント・リハビリテーション工学講座 循環器工学 細胞・組織工学 再生医療 計算生物学・システム生物学 モバイルヘルス(mHealth)と遠隔医療 神経工学 分析化学
研究開発費(ドル)
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国際交流
留学生数等
11人
外国大学との交流実績(協定校数等)
日本の大学
北見工業大学 筑波大学 埼玉大学 静岡大学 名古屋大学 名古屋工業大学 京都大学 広島大学 九州大学 佐賀大学 奈良先端科学大学
外国の大学
ハーバード大学 マサチューセッツ工科大学 ウエスタン大学 ルクセンブルク大学 ノースイースタン大学 デンマーク工科大学 フィンランド分子医学研究所
大学の特徴
5つの国立工科大学の最難関であるBUETは設立以来、国づくりに大きく貢献してきた。大学の使命として、学界と産業界の連携を強化することや、工学技術分野において国の政策立案に貢献することを掲げている。教員は産業界や政府と緊密に連携し、様々な分野で重要な問題に取り組み、国家政策・戦略の策定に関わっている。BUETは英連邦大学協会(Association of Commonwealth Universities)のメンバーである。QSの世界大学ランキング2022は801-1000位に、分野別2021は工学・石油Engineering - Petroleumで世界101-150位に、アジア大学ランキング2022は202位にランクインしている。著名な卒業生として、クルナ工科大学の地盤工学エンジニア兼副学長(2010年ー20818年)Muhammed Alamgir氏、バングラデシュの2015年全国映画賞を受賞した俳優Abul Hayat氏、学術、水文学、気候変動のスペシャリストAinun Nishat氏、BUET元副学長兼有名な土木技師Alee Murtuza氏、作家&小説家&ジャーナリストAnisul Hoque氏、建築家Fazlur Rahman Khan氏などがいる。大学独自の研究プログラムに加え、オックスフォード大学やマサチューセッツ工科大学などとの共同研究プログラム、欧州連合、UNO、JICA、英連邦、UGCなどの外部組織によるスポンサーシップも多数受領している。
BUET-JIDPUSは、2009年にバングラデシュ政府の開発プロジェクトとして、日本政府の資金援助により設立した。研究所の目的は、国の災害リスクの軽減への貢献、防災と都市の安全分野における教育、研究のためのプラットフォームを提供すること、バングラデシュ政府が行う国のインフラ強化・維持、自然災害の防止および管理への支援である。
その他
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