アリーガル・ムスリム大学
大学の概要
所在国 | インド |
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日本語表記 | アリーガル・ムスリム大学 |
英語表記 | Aligarh Muslim University |
現地語表記 | - |
主管省庁・部局 | 教育省(MoE) |
本部所在地 | Aligarh, Uttar Pradesh 202001 |
キャンパス所在地 | Aligarh |
土地・建物等の面積(㎡) | 4,700,000 |
ウェブサイト | https://www.amu.ac.in/ |
ニュースページ | https://www.amu.ac.in/news |
予算(ドル) | 140,000,000 ※2022年2月19日換算(1ドル=76.92ルピ) |
創立年 | 1877年 |
沿革
ムスリム思想家のサイード・アフマド・ハーンが創設。インド近現代史で、ムスリム民族運動(アリーガル運動)に重要な役割を果たし、インドのイスラム文化復興にも貢献した総合大学。1840年代サイード卿は、ムスリムが英語と西洋科学の能力を身につける必要があると考え、ムスリム大学設立のための基盤作りを始めた。サイードの息子でケンブリッジ大学の卒業生であるサイード・マフムードは、1872年にイギリスから帰国すると、「ムハンマド・アングロ・オリエンタル大学基金委員会」に独自の大学構想を提案し、1877年長年の募金活動が実ってMuhammadan Anglo Oriental (MAO) Collegeが創設された。1885年カルカッタ大学の付属校であったMAOカレッジがアラハバード大学に移管されたころから、独立した大学に発展させようという動きが出てきた。1900年頃、ムスリム大学協会が結成され、MAOカレッジを大学にするための取り組みの先頭に立った。インド政府は、大学設立のための資金を集めるよう協会に通達し、ついに1920年インド立法評議会法によって、MAOカレッジは中央政府が所管する大学Aligarh Muslim Universityに昇格した。インドにおける主要なムスリム教育機関はこのようにして設立された。
学部・大学院
組織
<学部>
農業科学部 経営論・研究学部 芸術学部 工学・技術学部 神学部 医学部 商学部 社会科学部 生命科学部 ユナニUNANI医学部 法学部 自然科学部 国際学部
学生数
39,367人
教員・研究者数
1,678人
研究活動
国・地域が指定する重点プロジェクト等
心理学部では「教師のストレスと授業プロセスの関数としての生徒の学習成果; 公立学校と私立学校の比較研究」や「適応に及ぼす感情的知性、ワーク・アイデンティティ、職業性ストレスの影響。カシミール地方の男女警察官を対象とした比較研究」など。
研究開発費(ドル)
-
国際交流
留学生数等
約800人
外国大学との交流実績(協定校数等)
日本の大学
なし
外国の大学
アメリカ イギリス イラン アラブ首長国連邦 タイ マレーシア スリランカ アゼルバイジャン 南アフリカ インドネシア カナダ
大学の特徴
QS-W2022で1001-1200位。AMUは12学部で構成され、さまざまな技術・職業科目や学際的な科目など伝統教育から現代教育まで300以上のコースを設けている。とりわけアフリカ・西アジア・東南アジアなどから留学生が多い国際的な名門。全てのカースト、信条、宗教、ジェンダーから優秀な人材を輩出することを掲げている。同大学はインドの文学作品や映画作品の舞台としても多く登場する。スポーツチームの輩出では長い伝統を持ち、学生はクリケット、サッカー、ホッケー、テニス、バスケットボール、スケート、乗馬などの課外活動に参加できる。
その他
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