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インド理科大学院

大学の概要

所在国 インド
日本語表記 インド理科大学院
英語表記 Indian Institute of Science
現地語表記 -
主管省庁・部局 インド政府
本部所在地 CV Raman Rd, Bengaluru, Karnataka 560012
キャンパス所在地 Bengaluru Campus、Challakere Campus
土地・建物等の面積(㎡) 1,618,743(Bengaluru Campus) 10,117,140(Challakere Campus)
ウェブサイト https://iisc.ac.in/
ニュースページ https://iisc.ac.in/news-events/news-upcoming/
予算(ドル) 132,000,000 ※2022年2月19日換算(1ドル =76.92ルピー)
創立年 1909年

沿革

タタ・グループの創始者で「インド産業の父」と呼ばれる実業家Jamshetji Nusserwanji Tataが創立した。インドで最も権威ある学術機関で、世界の大学の中で学部あたりの論文引用数が最も多い。1958年に「みなし大学」に、また2018年にはthe Institute of Eminenceのステータスを授与された。一般化学と応用化学、電気工学の2部門からスタートした研究所は、現在では6つの部門に40以上の研究課程を擁する。大学院課程のみであったが、21世紀に入り先端的な学部課程を付設した。

学部・大学院

組織

<学部と大学院研究科>
生物科学研究科 化学研究科 電気・電子・コンピュータ研究科 学際科学研究科 機械科学研究科 物理・数理研究科

学生数

約3,700人

教員・研究者数

約500人

研究活動

国・地域が指定する重点プロジェクト等

航空開発局、インド兵器廠、国立航空宇宙研究所、IT省、先端コンピューティング開発センターなどの政府機関と連携して先進的な研究開発を行っているほか、民間企業や民間研究所とも連携している。学内のイノベーション開発協会(SID)によって、Morphing MachinesやSandIなどいくつかの組織がインキュベートされており、Gamma Poriteは現在、インキュベート中。Strand Life SciencesやIttiamは、この取り組みの成功例。2016年3月にインキュベートされた科学スタートアップでは、世界初の食品用DNA/RNA染色剤を作った。これによりHIVなどの疾患の診断にかかる時間が現在の45日から1日に短縮された。

研究開発費(ドル)

-

国際交流

留学生数等

55人(PhD)

外国大学との交流実績(協定校数等)

日本の大学

北海道大学 東北大学 東京大学 横浜国立大学 京都大学 大阪大学 新潟大学 島根大学 長崎大学 熊本大学 総合研究大学院大学 北陸先端科学技術大学院大学 奈良先端科学技術大学院大学 慶應義塾大学 東京電機大学 東京理科大学 法政大学 明治大学

外国の大学

ワシントン大学など欧米・アジアなど14カ国の大学・機関と提携

大学の特徴

QS-W2022で186位。インドにおける最先端の科学技術研究・教育を行う最高峰の機関。とりわけAI分野の研究が進んでいる。人材開発省が全額出資したコンピューターセンターがあり、インド最速のインド初のペタスケールスーパーコンピュータCray XC40が設置されている。NIRF大学ランキング2021では1位、NIRF総合ランキング2021で2位を獲得した。大学の上位採用企業には、Oracle、東芝、HSBC、Cisco、Dellなどがある。

その他

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