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キングジョージ医科大学

大学の概要

所在国 インド
日本語表記 キングジョージ医科大学
英語表記 King George Medical University
現地語表記 किंग जार्ज चिकित्सा विश्वविद्यालय
主管省庁・部局 ウッタルプラデーシュ州政府
本部所在地 Shah Mina Rd, Chowk, Lucknow, Uttar Pradesh 226003, India
キャンパス所在地 医科カレッジ シタプール眼科パラメディカルカレッジ
土地・建物等の面積(㎡) 640,000
ウェブサイト https://www.kgmu.org/
ニュースページ https://www.kgmu.org/kgmu_notice_board.php
予算(ドル) 54,709,047 ※2022年2月11日換算(インド・ルピー=0.013)
創立年 1911年

沿革

1870年、ヴィジャナガラム王が医学専門の学校の設立を提案したとの記録が残されている。36年後の1906年、当時インドを訪問していたジョージ皇太子により医学校建設の礎石が置かれた。その5年後、皇太子は国王ジョージ5世となり再びインドを訪れ、その名にちなんでキング・ジョージ医学校と名付けられた。1911年に医科大学カレッジとして認可された。2002年には総合大学に昇格した。また、同年ウッタラ・プラデシュ州のマヤワティ知事により、「シャフ・マハラジャ・チャットラパティ」インドコハルプール王にちなんだ校名に改称された。チャットラパティ王はインドのカースト制度を嫌い、低いカーストの人々を助けたことで知られている。しかし、従業員や卒業生の強い要望により以前の校名に戻された。創立100年を超えたこの大学は現在インド北部で最も有名な医科大学の1つになっている。

学部・大学院

組織

<学部>
医学部 歯学部

<研究所>
パラメディカルサイエンス研究所 看護研究所 

学生数

1,250人

教員・研究者数

425人

研究活動

国・地域が指定する重点プロジェクト等

医学教育、医療倫理、患者ケアの研究に特化している。1979年以降、さまざまな機関より提供された資金により20余の研究プロジェクトがあり、2021年には研究開発部門として運営。現在もインド医学研究評議会(ICMR)、バイオテクノロジー部門(DBT)などの国家資金提供機関よりに提供された資金により研究プロジェクトが進行中である。

研究開発費(ドル)

-

国際交流

留学生数等

-

外国大学との交流実績(協定校数等)

日本の大学

-

外国の大学


ブリティッシュコロンビア大学 パヴィア大学 シドニー大学 ロバートウッドジョンソン医科大学 リトアニア健康科学大学など

大学の特徴

卒業生はインド・ネパールを中心に世界各国で活躍している。ネパール出身のSanduk Ruitは、卒業後、故郷ネパールで眼科医として多くの功績を残している。小切開白内障手術の名医で、アフリカ、アジアで18万人以上の視力を回復させた。Tilganga Institute of Ophthalmologyの創設者兼常務理事である彼は、質の高い、人生を変える白内障手術を最貧層に届け「視力の神」と呼ばれている。また彼は、「不必要に盲目になること」を回避するため、安全で効果的かつ経済的な白内障手術の開発に関する最前線をネパールを置き、ノーベル賞のアジア版と言われる名誉あるラモンマグサイサイ賞を受賞した。「最貧国の人々でさえ、再び見ることができるのです」という彼の言葉がある。THEの世界大学ランキング2022年で1001-1200位、アジア大学ランキング2021年では139位にランクインしている。

その他

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