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南太平洋大学

大学の概要

所在国 フィジー
日本語表記 南太平洋大学
英語表記 University of the South Pacific(USP)
現地語表記 Univesiti ni Ceva ni Pasifika
主管省庁・部局 南太平洋島嶼国12か国の政府が共同で管理・運営
本部所在地 Laucala Campus, Suva, Fiji
キャンパス所在地 ラウカラ(メインキャンパス) ラバサ ラウトカ バヌアツ クック諸島 キリバス ナウル ニウエ サモア ソロモン諸島 トケラウ諸島 トンガ ツバル マーシャル諸島
土地・建物等の面積(㎡) -
ウェブサイト https://www.usp.ac.fj/
ニュースページ https://www.usp.ac.fj/news-articles/
予算(ドル) 約98,758,000 USD 2022年2月10日換算(1ドル=2.128フィジードル)
創立年 1968年

沿革

1950年代初頭に南太平洋委員会(現・太平洋共同体)において、将来的な大学化を視野に入れた、南太平洋地域の職業訓練のための機関の創設が検討される。イギリス政府やニュージーランド政府の協力を受けて設立準備が進められ、1968年に現在のラウカラキャンパスの地に創立される。1991年までに加盟国が12か国に拡大となる。2010年7月6日に、日本・太平洋ICTセンターが開設される。2012年2月22日に日本・太平洋ICT多目的劇場が開設される。2018年に50周年記念特別ホームページが開設される。2019年以降組織の透明化やシステムの刷新を図り、2021年に学部が再編成された。

学部・大学院

組織

<学部>
会計・財務・経済学部 経営・管理学部 情報技術・工学・数学・物理学部 農業・地理・環境・海洋・自然科学部 法・社会科学部 太平洋芸術・コミュニケーション・教育学部

<その他>
職業訓練専門学校 環境と持続可能な開発のための太平洋センター

学生数

約31,000人

教員・研究者数

319人(教員)

研究活動

国・地域が指定する重点プロジェクト等

気候変動への対処や海洋生物多様性の保全と共に、持続可能な海洋管理と食糧安全保障を図る「太平洋・欧州連合の海洋パートナーシッププログラム」等がある。

研究開発費(ドル)

約25,295,000 ※2022年2月23日換算(1FJD=0.47USD)

国際交流

留学生数等

384人

外国大学との交流実績(協定校数等)

日本の大学

岐阜大学 三重大学 上智大学 東京都市大学 早稲田大学 立命館大学 園田学園女子大学

外国の大学

オーストラリア:メルボルン大学 ニュージーランド:ヴィクトリア大学ウェリントン校 カナダ:ラヴァル大学 中国:漢城大学など

大学の特徴

2022年THE世界ランキング1001~1200位。複数の国家が共同で設立する大学は世界でも例が少ない。「太平洋の未来をつくる」をモットーに、太平洋島嶼国12カ国にそれぞれキャンバスを置き、広く高等教育を受ける機会を提供している。リモートシステムによる教育に30年超の実績を有し、現在では学生の半数以上がメインキャンパス以外の場所でオンラインにより学習している。現在までの全卒業生数は53,000人を超える。南太平洋各国の首脳や、「太平洋研究の父」と称されるロナルド・ゴードン・クロコンブ等の研究者を輩出している。酷林の持続可能な開発目標に基づき、持続可能で包括的かつ公平な経済、海洋・生態系・気候のレジリエンス、教育・文化・健康・福祉、ガバナンス・正義・平等、イノベーション・エンパワーメント・持続可能性を戦略的研究テーマに掲げる。

その他

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