カンタベリー大学
大学の概要
所在国 | ニュージーランド |
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日本語表記 | カンタベリー大学 |
英語表記 | University of Canterbury |
現地語表記 | Te Whare Wānanga o Waitaha |
主管省庁・部局 | ニュージーランド教育省 |
本部所在地 | 20 Kirkwood Avenue, Upper Riccarton, Christchurch 8041, New Zealand |
キャンパス所在地 | Iiam campus Okeover campus Sonoda Christchurch campus |
土地・建物等の面積(㎡) | 760,000(Liam campus) |
ウェブサイト | https://www.canterbury.ac.nz/ |
ニュースページ | https://www.canterbury.ac.nz/news/ |
予算(ドル) | 280,580,000 ※2022年2月25日換算(1ドル=1.49ニュージーランドドル) |
創立年 | 1873年 |
沿革
1873年にイギリスのオックスフォード大学とケンブリッジ大学の学者たちによって設立される。オックスブリッジのカレッジ制をモデルに創立されたが、創立当初より女学生の入学を認めた点がオックスブリッジとの違いとされる。1961年の連邦大学制の廃止に伴い独立した大学機関として運営を行える大学自治権を取得。1961年から1990年まで構成大学校としてカンタベリー農業カレッジ(現在のリンカーン大学)を併設した。創立から1974年まで、クライストチャーチ・シティ・センターに校舎を設置したが、学生数の増加に伴い旧校舎保全目的のため1974年にアイラム地区へ移転。1974年まで使用された旧校舎はクライストチャーチ・アートセンターへ改称された現存している。校舎がアイラム地区へ移転後も、一部の施設は旧校舎(現クライストチャーチ・アートセンター)に留まり使用されている。ニュージーランドの高等教育機関で唯一「ニュージーランド森林学術院 (New Zealand School of Forestry)」に森林学課程を設置し、ニュージーランドの主力輸出品の一つである樹木の専門家を多数養成している。創立130年を超える法学大学は国内外より高い評価を得ている。
学部・大学院
組織
<学部>
天文学部 言語学部 教育学部 工学部 地理学部 環境科学学部 心理学部 物理学部
学生数
18,771人
教員・研究者数
1,395人(教員研究者込)
研究活動
国・地域が指定する重点プロジェクト等
政府の優先課題領域でもある、再生エネルギー、環境負荷低減型の技術開発、気候変動と南極研究、気候変動による海洋汚染の研究、海洋保全、気象災害、農業から排出される温室効果ガス削減のための研究が推進されている。
研究開発費(ドル)
28,192,000 ※2022年2月25日換算(1ドル=1.49ニュージーランドドル)
国際交流
留学生数等
約2,200人
外国大学との交流実績(協定校数等)
日本の大学
早稲田大学 名古屋大学 国際教養大学 東京都市大学
外国の大学
スウェーデン:Lund University タイ:Mahidol University シンガポール:National University of Singapore 中国:Peking University アメリカ:Purdue University University of Washington University of California, Berkeley University of North Carolina at Chapel Hil 南アフリカ:Stellenbosch University 中国:Tsinghua Univresity イギリス:University College London University of Nottingham University of Cambridge University of Oxford オーストラリア:University of Adelaide カナダ:University of British Columbia デンマーク:University of Copenhagen 香港:University of Hong Kong 韓国:Yonsei University
大学の特徴
カンタベリー大学はニュージーランドで最も研究集約型の大学のひとつであり、社会全体に利益をもたらす研究を支援する政府のマースデン基金の10%を受け取るなど、記録的な外部研究資金を獲得している。国内で唯一森林学を学べる大学でもあり、ニュージーランドの主力輸出品でもある樹木の専門家を養成している。同大学の木材研究所は国内最大である。法学、工学分野でも高い評価を受けている。国際南極大学(IAI)協定校として大学院修士・博士課程に南極学プログラムを設置している。テカポ湖近隣のジョン山の頂上にある物理天文台の天文台は、南の空の観測として世界中から研究者が集まる。さらに、近年は、環境負荷低減型の燃料研究開発、海洋プラスチック、地震に耐えられるインフラ・建造物の構築、国内の子供の健康維持改善といった分野の研究においても質の高い研究成果を出している。
その他
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