2021年06月
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常温保管可能なウイルス輸送液(VTM)を開発 インドネシア

インドネシアのパジャジャラン大学(ジャワ島バンドン)の研究チームは、「VitPAD」、「i-blue」、「C-transport」と名付けられたウイルス輸送培地(VTM)の3製品を開発し、拭取検査(スワブ検査)サンプルの保存液として注目が集まっている。

「氷が不要な輸送培地」として、1~2週間の常温保存を可能とし、既存のVTM製品のような2〜8℃での冷蔵保存が必要ないという。

この 3製品は、大学病院のCovid-19研究所に勤務するヘスティ・リナ・ウィラスワティ(Hesti Lina Wiraswati)博士、リア・ファリダ(Lia Faridah)博士、サヴィラ・エカワルダニ(Savira Ekawardhani)博士、およびシャバルニ・ガファー(Shabarni Gaffar)博士によって開発された。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

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