2021年06月
トップ  > ASEAN科学技術ニュース> 2021年06月

ジャワ島・南マランに次世代津波ブイを設置 インドネシア

インドネシア技術評価応用庁(BPPT)は、2021年3月10日に開催された「技術革新エコシステム強化に関する全国会議」におけるジョコ・ウィドド(Joko Widodo)大統領の指示を受け、インドネシア津波早期警報システム(InaTEWS)における一般市民への津波情報の配信を加速するため、ジャワ島の南マランに最新の津波ブイを設置した。

同国は環太平洋火山帯にあり、オーストラリア、ユーラシア、太平洋の3つの大陸プレートの境界付近に位置し、世界で最も活発な地震帯にある。将来的には、南バリ(ブイDPS)、南チラチャプ(ブイCXP)、南スンダ海峡(ブイSUN)、アナククラカタウ山(ブイGAK)、西ベンクル(ブイBKG)や西ニアス島(ブイGNS)の海域にも設置する予定。

サイエンスポータルアジアパシフィック編集部

上へ戻る